益田市の高津柿本神社の前身となる「松崎の社殿」は1608年(慶長13年)に再建されたという記録があります。
この再建は、初代石見銀山奉行・大久保長安が携わり、長安からの奉納品「銅製六角釣灯籠」が現在も残っています。

大久保長安の奉納品「銅製六角釣灯籠」については、以前投稿しています。
>>益田市の高津柿本神社の歴史(後篇)「大久保長安 奉納 銅製六角釣灯籠」画像付

大久保長安奉納銅製六角釣灯籠s


「銅製六角釣灯籠」という名称ですが、札には『金燈篭』とかかれています。
奉納時は、金色に輝いていたことが想像できます。

今回、あらためて、この「銅製六角釣灯籠」を取り上げたのは、『高津町誌』から高津柿本神社にかかわる、ある伝説を知り「何か関係がありそう!?」と思ったからです。

その伝説の名は「龍燈の松」。なんと、この物語には「黄金の燈籠」が取り上げられているのです!!

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