益田市の人形峠から比礼振山を見ると

益田十景の一つ「人形峠からの日本海」。益田市の人形峠(正確には「駕篭立て」と呼ばれる場所)から見える変化にとんだ日本海の風景は何度来ても新しい発見があるので、飽きることがありません。

人形峠からの風景ですが、日本海方向ではなく中国山地方向で発見した「望遠風景」の投稿です。

撮影日は2014年9月13日午前中11時過ぎごろ…益田市は快晴で、(最近では珍しく)澄んだ青空が広がっていました。

いつもどおり日本海の風景。海岸や小島、絶壁や岩と波の風景を撮影したあと、ふと益田市の市街地方面をみたところ、いつもより比礼振山(権現山)標高359mがくっきりと見えるではありませんか!!

しかも、この日は特別視界がよく、比礼振山(権現山)の背後・彼方に比礼振山の標高を遥かにしのぐ中国山地の山々が見えるのです♪

比礼振山(権現山)標高359m 益田市 人形峠よりa

私が気になったのは、比礼振山(権現山)の背後、ほぼ真後ろにある高い山。
山頂付近が双こぶ状になっている山です。

「そもそも『比礼振山(権現山)』って一体どの山のことじゃ!?」

という方もおられるでしょうから、もう一度同じ画像。説明付きで…

比礼振山(権現山)標高359m 益田市 人形峠より

わかりましたか?で、話題は「気になった山」です。

益田市の比礼振山(権現山)の背後にある高い山の名は!?


「一体あの山は何山?…気になる」

自宅に戻り、早速、ネットの地図サイトで益田市の人形峠~比礼振山(権現山)を直線でつなぎ、その直線を中国山地方向に延長したところ…わかりました!!

どうやら、広島県の臥竜山(標高1,223m)と思われます。 

広島県の臥竜山(標高1,223m)と益田市の比礼振山(権現山)標高359m

益田十景の一つ「人形峠からの日本海」という名称についてですが、
天候・視界が良ければ「人形峠からの中国山地」も楽しめますネ♪

MAP・場所:比礼振山(権現山)



編集後記

9月13日は益田市は青空が広がり、大気はとても澄んでいました。
こういう日は、普段は見えない「かなり遠くの景色」が見えたりするものです。
あくまで個人的な驚きと感動なのですが…「益田市からあんな遠い所が見えるんだ…♪」という思いを込めた画像がこの日だけで3点(3か所)撮影できました。

今回はその2回目となります。

1回目はこちら>>益田市から見えた浜田市の風車の風景(益田市 喜阿弥町より)

次回は(個人的な感想ですが)益田市から見えた、もっと凄い望遠風景です…お楽しみに♪