益田市の歴史・風景体験レビュー

益田市(島根県の西部)の資史料をもとに益田市の歴史・風景の魅力と課題をフィールドワークで体験レビュー。
 

益田市風景

「唐音水仙公園」の白い花(波の花)の風景(益田市鎌手地区)

益田市の鎌手地区にある益田十景の一つ「唐音水仙公園」2015年2月8日に来てみたら、肝心の「日本水仙」の見ごろの風景はピークを過ぎていました(残念…じゃが、それはそれとして…)

実は「唐音水仙公園」で、別な「白い花」を観賞できました♪

「白い花」というのは「波の花」のことです。

「唐音水仙公園」の駐車場からコンクリート舗装(?)の遊歩道を下っていくと、目の前を、綿のような「白い塊」が高速で横切って飛んでいくではありませんんか!?

「おお!これは『波の花』?」(残念ながら撮影は間に合いませんでした…この日はとにかく日本海からの北風は強力でございました。しかも益田市の海岸での気温は3℃…スイマセン言い訳です)


『波の花』の発生源を探してみたところ、どうやらコチラのようです↓

波の花0 唐音海岸 益田市 唐音水仙公園

「唐音水仙公園」の駐車場から遊歩道を下ると、唐音海岸の東側には、楔(くさび)型の入江があります↓この入江の奥の波打ち際に『波の花』が発生していたんです♪

唐音海岸入江 益田市 唐音水仙公園

益田市で『波の花』を見たのは、今回が2度目。
最初は益田市の小浜町の「宮ヶ島」の恵比須神社(衣毘須神社)の浜辺でした。


※ご参照⇒プチ「波の花」宮ヶ島の浜辺での不思議な現象(益田市の風景)

小浜海岸の『波の花』は「プチ」レベルでしたが…


ここ、益田市の「唐音水仙公園」の『波の花』は、本格的というか、かなり「濃い」ものです。

波の花2 唐音海岸 益田市 唐音水仙公園


もう少し近づいてみましょう。

波の花3 唐音海岸 益田市 唐音水仙公園s

波打ち際に白い泡というかムース状のものができています。これが『波の花』…ここに日本海からの強風が吹きつけると…この白いムース状のものの一部ちぎれて、空中に白い塊(小さいもので小豆くらい、大きいものではタバコの箱ぐらい)が飛び立っていくのです。

「波の花」とは

「『波の花』ってそもそも何なん?」と思われた人もいるでしょう
石川県観光情報ホームページ「ほっと石川旅ねっと」にわかりやすい説明がありましたので引用しておきます。(石川県の「波の花」は、今回の益田市の「唐音水仙公園」と比べると、段違いのスケールですよ)
◆波の花は、海中に漂う植物性プランクトンの粘液が冬の荒波にもまれて、せっけん状の白い泡を作ったものと言われています(海が汚染されていると泡が作られにくいとされています)。

◆最初は美しい白色ですが、時間が経つにつれて黄色になります。

◆服などに付くと黄色い染みになり取れなくなるので、観光する際にはあまり近寄らないなどの注意が必要です。
⇒石川県観光情報ホームページ「ほっと石川旅ねっと」より

「波の花」考


(随分前の事ですが)「波の花」という現象(言葉…記号)を知るまでは、益田市の海も「随分汚のうなったもんじゃのう……」という思いで眺めていました。

ですが、「波の花」といいう現象(言葉…記号)の発生原因を知り…それが、自然界の現象であると理解できると、(無知な時点で感じていた)「汚らしい」思いは一変、「花」と同等に見えました。

そして、「波の花」は

「海が汚染されていると泡が作られにくいとされています。」

という「説」を聞けば、「やっぱ、我ら益田市の日本海はまだまだ綺麗なんだ!!」という考えになり、
唐音水仙公園の海に神聖さを感じました…

「唐音水仙公園」(益田市鎌手地区)を訪ねてみた風景 2015年2月

益田市鎌手地区にある「唐音水仙公園」…「水仙の里」とよんでいる鎌手地区で水仙が一番たくさん植えられている場所です。

当地の名称については、キーワード「水仙」と国指定天然記念物「唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)」の「唐音」をセットにしたというのは、なかなかナイス!!な発想だと思います。


前回は、「唐音水仙公園」の風景…概観的な内容でした。

※ご参照⇒益田市の「唐音水仙公園」を6年ぶりに訪ねた風景(鎌手地区)

今回は、公園内の「水仙の花々」について語ろうと思います。

早速ですが2015年2月8日(日)の「唐音水仙公園」の水仙咲きあふれているだろうと思っていた丘陵の様子を2枚…

8s

そして…

8

当初、益田市の情報によると「唐音水仙公園」の水仙の見ごろは2月中旬くらいまで聞いていたのですが、実際には「唐音水仙公園」の丘陵地帯に水仙の花であふれるであろう風景は…とっくにピークを過ぎておりました(ガックリ…

ただ、誰を責める気もおこらない理由として…この日の気温は(車の外気温度計で3℃) 日本海から切り裂くような冷たい疾風…当然、荒波、その波頭から塩分を存分に含んだミスト(霧)と化し…動くことができない、植物、「水仙」達に容赦ないストレス(塩害)を与える…と考えると、そもそもココは日本水仙には過酷な環境ではないのでしょうか…

唐音の海岸 波煙 益田市 唐音水仙公園


それでも、ここは「益田十景」。部分的ですが…可愛い「水仙の花」を楽しめました。

「唐音水仙公園」の日本水仙(益田市鎌手地区):2015年2月8日s


「唐音水仙公園」の日本水仙(益田市鎌手地区):2015年2月8日s1



あっ!!せっかくなんで…「唐音水仙公園」のトリビア…マニアックな情報を2つご提供しましょう♪

★まず1つ目

「唐音水仙公園」は「日本水仙」を繁殖させているといいます。ですが、国指定天然記念物「唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)」の手前の小高い山(標高3~5m程度)の西側の斜面には、ちょっと変わった「水仙」の花の群落があります。(これは6年前も気づいていました…そして今回も同じ風景がありました。)

八重咲き 水仙


八重咲き水仙」です。…スイマセン「八重」らしさがわかりませんネ↑。
でも、「唐音水仙公園」のポピュラーな日本水仙↓と比べてみると、あきらかに「花姿」が異なることはご理解いただけると思います。

「唐音水仙公園」の日本水仙(益田市鎌手地区):2015年2月8日


比較してみてください。

★そして2つ目!

「唐音水仙公園」道(益田市鎌手地区):2015年2月8


この画像は、海側、「唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)」を背にして撮ったのですが、出発した駐車場へ新たにルートができています。(勝手ですが…山道ルートと名付けさせていただきました。)

※行きはコンクリート舗装、帰りは山道ルート(ただし、未舗装)で。「唐音水仙公園」のいろいろな景色・風景を楽しむことができるようになりました。
※ただし山道ルートは未舗装(滑りやすい)のでグリップのいい「靴」を着用した方がいいですよ!!

※来年もしくは今年の年末は、益田市の「唐音水仙公園」に関して、親切かつ正確な情報を提供してくれる、鎌手公民館(鎌手地区振興センター)とは、情報提供を細かく求め、「唐音水仙公園」の丘陵地帯が「日本水仙」で純白となった風景情報を提供しますネ♪

益田市の「唐音水仙公園」を6年ぶりに訪ねた風景(鎌手地区)

益田市の鎌手地区にある『唐音水仙公園』…本日(2015年2月8日)実に6年ぶりに訪ねてみました。

まず気づいたのが『唐音水仙公園』という名称。6年ぶりだったので、この日ここに再度来るまで、「水仙の里」という名称で記憶していました。

益田市の水仙の里「鎌手」にある『唐音水仙公園』
益田十景「鎌手の水仙の里からみた高島」として取り上げられています。

このサイトでは「水仙の里(益田市鎌手地区)の魅力」というタイトルで2009年02月03日に撮影した画像をもとに当地の風景を投稿しています。
ご参照⇒水仙の里(益田市鎌手地区)の魅力

まずは、「唐音水仙公園案内板」(入口にあたる場所、駐車場のそばに設置してあります。)
平成22年8月に設置されたもののようです。

唐音水仙公園 案内版 益田市


6年前の当地の情報では、面積約2h(ヘクタール)の丘陵に約100万株ということでしたが、平成22年8月のこの案内板が作成された時点で面積3h(ヘクタール)約200万球と規模が大ききくなっていることに気づきました。


まず、驚いたことは、この「唐音水仙公園案内板」がある場所…駐車場から、この公園の全体の風景を眺めることができるよう、海の方向の雑木林が伐採されていたこと。

唐音水仙公園 風景 益田市20150208


ちなみに6年前は、駐車場からは、本公園の風景は見ることはできませんでした。そのため、当時は本公園と海岸、国の天然記念物「唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)」までの風景を1枚の画像におさめることができず(撮影スポットがなかった)、2枚の画像をつなぎ合わせた記憶があります。
(上のリンク先記事「水仙の里(益田市鎌手地区)の魅力」には当時作成した画像があります。)


※今回撮影した『唐音水仙公園』の画像↑を見ていただければお分かりのように2015年2月8日時点では「水仙」の花のピークは過ぎていたようです。

でも、せっかく来たのだから…6年ぶりに歩いてみることにしました。(↓この坂を下ります。)

唐音水仙公園 風景 遊歩道 益田市

トイレのわきの細い小道(コンクリート舗装になってました…ただ、単管でつくった簡易「手すり」は低すぎて役に立たず、この下りは膝にこたえました…杖(つえ)は必須ですネ)を歩いて下った場所、6年前は水仙ではなく水田跡だったところがビッシリ水仙の花でうまっていました。

唐音水仙公園 風景 益田市 水仙20150208


「おお、ここらへんの方がまだ元気な水仙があるのう♪」…水仙の、ほのかで上品な香りが漂っています。

唐音水仙公園 風景 益田市 水仙b20150208


『唐音水仙公園』のメインでは、今回は、元気な水仙の花は「ほぼ期待できない」とわかっていたので数枚、撮影しておきましたw

つづく…

編集後記

ちなみに、『唐音水仙公園』は水仙や「唐音の蛇岩」の日本海の海岸風景はもちろん、いろいろな野鳥がたくさんいることが分かりました。この小道を進むだけでも濃い青で輝く、珍しい山鳥をみかけましたよ(撮影は間に合わなかったですが…)

この日(2015年2月8日)の益田市は朝から曇りと小雪がちらつく暗い日曜日…でも海の方は青空がでて明るくなっていたので午後になって『唐音水仙公園』に行くことに決めました。

現地は、日本海側に青空も見えて、時々(逆光ですが)日がさす、という「奇跡的な風景」だ!と自分を励ましまして遊歩道を進みましたw

唐音海岸から「魚待ノ鼻」と「高山」の風景

魚待ノ鼻と須佐の高山の風景 益田市唐音海岸より


唐音海岸から「魚待ノ鼻」方面を撮ってみました(画像左上に見える構造物は「魚待鼻灯台」です。)

右にうっすらと見える山は萩市須佐町の「高山」です。

この日はとても波が荒く「怖い」雰囲気でしたが、時々さす日差しで、海面が水飴のようにみえたりして、結構いい感じでした♪

※今回(2015年2月8日)の『唐音水仙公園』公園内の遊歩道では、行も帰りも「人類」は私だけでしたw。

益田市の比礼振山(権現山)よりスノーモンスター的樹木がある山の風景

「益田市の比礼振山(権現山)から(益田市の)市街地や日本海の眺め」というのが「益田十景」の一つとなっていますが…南方面を眺めると、中国山地の風景も楽しむことができます。

比礼振山(権現山)から益田市の市街地でも有名どころを撮影し、さらに、この日はラッキーなことに山口県萩市の「見島」や(益田市沖)高島の「腰掛岩」も確認でき、そろそろ帰ろうとした際…

「そうそう、ここからみえる中国山地はどんな感じかいのう…?」と比礼振山(権現山)の南の風景を眺めてみたところ…

またまた、ラッキーなことに、中国山地の(おそらく「安蔵寺山」方面だろうと思うのですが…)前日(2015年1月31日)の降雪による純白の美しい山並みを見ることが出来ました♪

益田市の比礼振山(権現山)山頂から中国山地2

とても高そうな山にみえますが、中国山地は最高でも1000数百m程度の山地、山頂付近は樹木(ブナ等)でおおわれています。「もじゃもじゃ」っとした感じですネ↓

益田市の比礼振山(権現山)山頂から中国山地1

上の2枚の画像に、木の枝が映り込んでいますが、決して何か効果を狙ったというわけではありません。

比礼振山(権現山)から望む中国山地方面の風景は、木々の枝の隙間から、撮影することになります。ただ眺めるだけならともかく、撮影するのは結構大変です。

なんとか、三脚を設置して、とある山頂部を拡大倍率MAXで撮影してみました。

比礼振山(権現山)山頂から中国山地の風景 益田市

おお、山頂付近の樹木はスノーモンスター的に見えるではないですかw…気温はかなり低そうです。


比礼振山(権現山)は、標高359m、東京タワー(333m)より26m高い場所です。車で(山頂まで)いける場所ですので、容易に、素晴らしい風景を楽しむことができますね。


このところ、ずっと益田市の日本海関連の投稿が多かった中、久々に「山」に関する投稿ができました。

益田市の比礼振山(権現山)より高島の大きな「椅子」の風景

益田市の比礼振山(権現山)からの益田十景の風景。

今回も肉眼の域を超えています。

比礼振山(権現山)標高359mの山頂から益田市沖の日本海に浮かぶ「高島」の画像。

画像は編集済みです…
益田市の比礼振山(権現山)より高島s

今回はこの高島の右端(矢印付き)O内に気になるものが見えました。
よくみると「黒い突起状」のモノが見えますか!?

この部分を倍率MAXで撮影してみました。
益田市の比礼振山(権現山)より高島 腰掛岩の風景

どうやら巨石です…椅子のように見えませんか?…「腰掛岩」というそうです。
画像は編集していませんので、ボケていますね。

思いっきり、画像編集してみましいた。(ほとんど絵のような感じですw)
益田市の比礼振山(権現山)より高島 腰掛岩2の風景

高島の「腰掛岩」です(だと思います)デカい椅子(腰掛)ですネ。高島に巨人伝説があったら…w

益田市の高島にある「腰掛岩」の画像を、とある書籍にて発見しました。
謎の高島 腰掛岩

う~ん間違いないように思えます。

この、「とある書籍」とは…『謎の高島』というものです。

前回もお伝えしましたが)われら益田市の至宝!当市の歴史上の最高の名誉市民といえる「矢富 熊一郎」先生の著書でございます。

謎の高島

私が保有している『謎の高島』は、
益田市郷土文庫による復刊版(平成元年1月11日)
です。

ちなみに『謎の高島』は「昭和16年9月23日に脱稿していたが、昭和24年8月10日やっと日の目をみている。」ということです。(本書「謎の高島」の復刊版のあとがきにあたる矢富巌夫 先生の「解説 高島夜話」より引用)

益田市の高島が完全な無人島になったのが1975年(昭和50年)の3月。この書籍『謎の高島』は、昭和16年9月に脱稿といいますから、高島が無人島化する約60年前に完成していたわけです。

私が、初めて「謎の高島」という著作を知ったのは中学2年ごろ(昭和50年代)…しかも、それはガリ版刷りでした。
今では、ガリ版刷りはさすがにないでしょうが、当初の「活版印刷」の『謎の高島』は益田市立図書館や、高津の公民館(高津地区振興センター)にありますよ♪

益田市の比礼振山(権現山)より高島(たかしま)の風景

益田市の比礼振山(権現山)からの風景…益田十景について続けますw

今回は「高島」…比礼振山(権現山)山頂から見島(山口県萩市)までの距離約70㎞(yahooMAPでの計測)と比較すれば…比礼振山(権現山)山頂からは直線距離で約18㎞(yahooMAPでの計測)ですので、被写体としては楽です…かなりw。

高島は(わたくし的には)近くて遠い「益田市のプチ秘境」です♪

早速ですが、益田市の比礼振山(権現山)からの風景…「高島」について

まずは、大草町の田園風景とあわせて、益田市の日本海沖の「高島」の姿

益田市の比礼振山(権現山)より高島と大草町の風景


次に、「魚待ノ鼻」…唐音の蛇岩、水仙の里とかがある鎌手の海岸の先にある「高島」の風景(…だんだん近づいてきましたw)

益田市の比礼振山(権現山)より高島


高島は、島根県益田市の大浜漁港から、約12kmにあります。

よく見るとポツンと白い構造物が見えます。何だかおわかりですか?
矢印&○囲みしておきました。(老眼の方のために…)

益田市の比礼振山(権現山)より高島灯台の風景


益田市民で釣りが好きで、高島に詳しい方なら容易な問いかけですが…これは「高島灯台」(位置:北緯34度50分06秒 東経131度50分19秒)です。

倍率MAXで撮影

高島灯台


こ、これは…ハッティフナット(Hattifnatt)…ムーミンのニョロニョロじゃあ、あ~りませんか!?

益田市の三里ヶ浜で夕方になれば、「高島灯台」からのピカッと閃光が確認できます。

高島は、今は「無人島」ですが、1975年(昭和50年3月末日)まで人が暮らしていました。


我が益田市の至宝!歴史的にも最高の名誉市民である「矢富 熊一郎」先生の著書
「謎の高島」には、益田市の沖に浮かぶ「高島」について、とても貴重な情報、てんこ盛りです♪


益田市の比礼振山(権現山)より、益田十景シリーズが落ち着いたらw
(いずれ)特集しましょう♪

※次回は、益田市の比礼振山(権現山)より高島(たかしま)の風景内で発見した「あの岩」についてです♪
【撮影日は2015年2月1日 デジカメはCOOLPIXP600 です】

益田市の比礼振山(権現山)より「鑪崎(たたらざき)」の風景

ここ、しばらく、益田十景である「益田市の比礼振山(権現山)より」の風景画像の投稿を続けています。」

山口県萩市の見島の撮影となると、最高倍率に近い撮影がゆえ、ちょっとした手ブレ…シャッターを押すだけでも、画像が乱れるのでなかなか苦労します。

今回は、「益田市の比礼振山(権現山)より」益田市と山口県萩市の境にあたる「鑪崎(たたらざき)」の風景です。益田市の海岸線、比礼振山(権現山)からみれば西の端にあたる場所です。

まずは普通に撮影してみました。

益田市の比礼振山(権現山)より「鑪崎」の風景p


私が好きな色あいで写ったので、少しばかり編集してみました♪

益田市の比礼振山(権現山)より「鑪崎」の風景 kaiia2

益田市と山口県萩市の境の「鑪崎(たたらざき)」、その奥に見えるのは山口県萩市須佐町の高山の沖にある小島…山島、地ノ島、沖ノ島…とかよばれる岩の島郡です。(「鑪崎(たたらざき)」に、すごく隣接しているように見えますが、直線距離で7㎞は離れているんですよ)

結構、いい感じの「青系」で、とてもいい感じです。

ピントがズレて撮影した方が、より絵画的でいいですねいw↓

益田市の比礼振山(権現山)より「鑪崎」の風景 kaiis4


(実は、今回、三脚を使用し、セルフタイマー(2秒)も駆使して撮影したのですが…風による揺れだけでも、最高倍率近くではブレるんですね。画像が(汗))

波頭の白を強調できれば…私が尊敬するあの画伯風になるような…
残念ながら、そこまでの技術はありません…


【撮影日は2015年2月1日 デジカメはCOOLPIXP600 です】

このサイトで益田市の「鑪崎(たたらざき)」に関する記事はコチラ!!
タグ:益田市の「鑪崎(たたらざき)」

益田十景「比礼振山から」益田市の今を俯瞰してみた

益田市の佐毘売山神社を参拝後、いざ比礼振山(権現山)山頂へ!!

今回は佐毘売山神社を参拝時点で、「見島」の姿を確認できたこともあり、

「比礼振山(権現山)標高359mでは一体どんな風に「見島」が見えるやら…」

とても、ワクワクではあったのですが…

その前に!実は、比礼振山(権現山)山頂からの風景は益田市で選ばれた風景

益田十景の一つであることに言及せねばなりませんw

>>益田十景

◆益田十景「比礼振山から」



益田十景「比礼振山から」2015年2月1日益田市

益田市の比礼振山(権現山)は標高359m…東京タワーのてっぺん(333m)より26m高い場所です。
しかも山頂までは車で行けますから、とても楽に東京タワーより26m高い場所に行けるわけです。
(と考えれば、益田市の比礼振山(権現山)の価値がわかりますよネ!?)

本当は、いちはやく益田市の比礼振山(権現山)の山頂から見えた「見島」の画像を掲載したいのですが
…まずは益田十景「比礼振山から」の益田市の今の風景をお届けしましょう(あえて)

まずは、清流日本一の高津川の河口付近

益田十景「比礼振山から」2015年2月1日益田市高津川河口



ナルホド!この河口の(治水)構造では三里ヶ浜の砂浜は削られるはずですネ!

次に、益田市役所とか市民学習センター(旧 石西県民文化会館)付近

益田十景「比礼振山から」2015年2月1日益田市役所付近


益田市役所は今、耐震補強工事と称する一大リフォームを行っています。
実際、内部は、かなりクールにリフォームされています。
(ただ、肝心の入口のステップには大きな問題がありますが)


そして、見えました!推奨土木遺産「高角橋」

益田十景「比礼振山から」益田市 土木学会推奨遺産 高角橋


おおっ!五連のアーチがいいバランスで見えます。


あとは、萩石見空港の旧管制塔(現在は無人)

益田十景「比礼振山から」2015年2月1日萩石見空港無人管制塔


そして、今、益田市で一番賑やかで楽しい「ゆめタウン」

益田十景「比礼振山から」2015年2月1日益田市ゆめタウン


さらに、ゆめタウンのそばで、文句ひとつ言わずに、回転している…コレw

益田十景「比礼振山から」2015年2月1日益田市の孤独な風車


益田市のクルーンこと孤独な巨大風車。

…シムシティみたいwでしたが、ひととおり、われら益田市の益田十景「比礼振山から」の風景をご紹介しました。


次は、(ほぼ本題の)益田市の益田十景「比礼振山から」見えた「見島(山口県萩市)」についてです。

益田市の佐毘売山神社から見島(山口県萩市)が見える

2015年2月1日、久しぶりの益田市の佐毘売山神社(式内社)。
参拝後、比礼振山(権現山)標高359mを目指すぞ!(車でw)

と、振り返って、ふと益田市沖の日本海を見れば!

「なんと!!あの島が見えているではないですか!?」

あの島とは山口県萩市の「見島」です。

益田市役所のホームページの「文化財課」のページから、比礼振山(権現山)の山頂から「見島」が見えるということを知ってはいましたが…

益田市の佐毘売山神社からも見えるんですよ「見島」!!

益田市の佐毘売山神社から見島ss


↑赤い丸で囲ったところですが…えっ、分かりずらい?…ハイ、もう少し倍率を上げてみましょう。

益田市の佐毘売山神社から見島1s

電線が思いっきりかぶっていますネ(汗)。右下に益田市の「ゆめタウン」のイズミさんとジュンテンドーさんが見えます。

※尚、上の2枚の画像はいずれも、(画像)編集(色合いとコントラスト)しています。

※デジカメはNikon COOLPIX P600

佐毘売山神社のおススメの撮影スポットはココ↓

益田市の佐毘売山神社から見島2


この先の日本海海上に見島(赤丸内)が見えます。(ここなら電線が少なく、撮影には適していますよ)


益田市の佐毘売山神社の「場所」と「向き」に関する仮説


比礼振山(権現山)山頂は、周りを遮るものが無い、見晴らしが良い場所です。空気がある程度澄んでいて見通しが良ければ「見島」が見えても当然といえば当然です。

しかし、益田市の佐毘売山神社がある「山の中腹」となると、「見島」が見える場所はかなり限られてきます。


益田市の佐毘売山神社の「場所」と「向き」は「見島」の位置を考慮したのでは!?


という仮説的(空想)がわき起こってきました♪


佐毘売山神社(式内社)益田市20150201

因みに、益田市の佐毘売山神社は万治3年(1660年)…江戸時代(前期)に、この場所に遷座ということです。石見浜田藩の初代藩主、松井松平家2代「松平康映(1615~1674)」の時代です。

益田市沖に高速の船…その「高速旋回」の驚愕の風景

前回の続き)今年(2015年)1月4日の午後4時ごろ、益田市沖を航行中の海上保安庁の高速特殊警備船(おそらく、浜田海上保安部の「巡視船あさま」)の画像から…。【撮影場所は益田市の三里ヶ浜ビーチハウスの駐車場より】

益田市沖の日本海、水平線上で、とてつもなく高速で航行する姿…
最初は、ダズル迷彩?とかボロジノ級戦艦「石見」?いろいろな(妄想的)疑問が…
「結局なんなん?この船?」と好奇心をいっぱいで、NikonのCOOLPIX P600(バリアングル)液晶モニターを眺め(時々撮影…)ていました。

一番驚いたのは…「旋回スピード」


1月4日の夕刻、偶然、目にしたこの船。一番驚いたのは…「旋回スピード」

早速、ですが、4コマでご紹介します。

海上保安庁浜田海上保安部「巡視船あさま」益田市沖の風景1


海上保安庁浜田海上保安部「巡視船あさま」益田市沖の風景2


取舵…はじめたと思ったら…なんと10数秒ほどで

海上保安庁浜田海上保安部「巡視船あさま」益田市沖の風景3


そしてさらに10数秒後には

海上保安庁浜田海上保安部「巡視船あさま」益田市沖の風景4


船影の「大きさ」ほとんど変わりませんよね…一般的な船でいう「旋回半径」というものがかなり小さいことがわかると思います。

今回、目撃した旋回時間はそれぞれの「画像プロパティ」で秒単位で確認できますので、
1枚目の画像から最後(4枚目)の画像までの経過時間(秒)は把握できていますが…(あえて保安上記載しません。)


とにかく…「理解不能!!」


当初、益田市沖で見た船の、この「高速旋回」の光景を見た時には、私、マジで「この世の船ではない!!」と感じ…とにもかくにも「理解不能!!」の精神状態でした。

だから、この船は益田市沖で、例えば「大渦」に巻き込まれているのではないか?
という(とんでも)推理(妄想)をしていました(汗)


ウォータージェット推進による「その場旋回」


この日、自宅に戻り、この船の艦影から浜田海上保安部所属の「巡視船あさま」ではないか?と推測しました。その後、ウォータージェット推進(ハイドロジェット推進、ポンプジェット推進ともいうそうです)の仕組みを知り、そして「その場旋回」という制動法を知りました。

世の中には、超絶技術というものがあるもんだなぁ…しかも、その実践を益田市の日本海沖で観れるなんて…

益田市沖にダズル迷彩のような艦船を見た風景(益田市 三里ヶ浜)

今年(2015年)1月4日のことです。益田市の三里ヶ浜、国道191号線を益田市街地方向に向かって運転していると、水平線上に船影を確認しました。

昨年年末購入したNikonCOOLPIX P600 の性能チェックもかねて撮影してみることにしました。

肉眼では、「通商船?」もしくは「大型の漁船?」と思っていましたが、NikonCOOLPIX P600 の最高倍率60倍でモニターを見たところ…こんな様子でした↓

Dazzle ダズル迷彩の

なんだ!?この船!?普通の船じゃない…ダズル(Dazzle)迷彩?…なに?これ軍艦?
もしや、ボロジノ級戦艦「石見」の幻霊艦?と…頭の中。いろいろな妄想キーワードが浮かびました。

その後、NikonCOOLPIX P600 モニターを眺めていてわかったのですが、ダズル(Dazzle)迷彩は、蜃気楼によるものであることがわかりました。

というか、この時期、益田市の日本海沖で活動できて、この船影なら…
第八管区海上保安部、浜田海上保安部 所属艦であろうと推測できました。

※あとで(自宅で)画像を見たところ…

船型:高速特殊警備船 船名:巡視船あさま であろうと推測しました。

海保の高速特殊警備船の速力は40ノット以上(ウォータージェット推進)といいます。

「40ノット以上…って…どんだけ?」
とピンとこない人もいるでしょうネ…

時速でいうと74㎞/h以上となります。正確なスペックは機密です。


この日の益田市沖の日本海は、決して穏やかなものではありませんでした。

そんな中、

しかも新年(2015年1月4日)早々にもかかわらず、我が益田市沖の日本海にて、

我が国、日本の海を守るべく…浜田海上保安部の「巡視船あさま」の雄姿そこで任務を遂行している現場の海保の方々のコトを思うと…思わず、感謝の気持ちで涙が出てきました。

ありがとうございます。ほんとに…

冬の日本海の荒波に南の疾風で波頭に水煙があがる風景(益田市 三里ヶ浜)

12月19日(2014年)の益田市は久しぶりに青空となりました。
最近、寒い日が続いていたせいでしょうか、とても暖かく感じました。

西側の空も青空が広がっていたので、(最近多いのですが)「よし今日はお昼に、益田市の三里ヶ浜からの冬の日本海の風景でも取りに行こう!」と出発。

今回は、趣向をかえて、高い位置から冬の日本海を撮影してみることに…。

運が良かったのでしょうか?初めて見る日本海の荒波の風景です。

波頭に水煙 益田市の風景

荒波の波頭の部分に(波の進行方向とは反対に)水煙があがっています。
(ちょっと電柱が邪魔に感じたので・・・波の部分を拡大(トリミング)してみました↓)

波頭に水煙 益田市の風景T


この日は、北側からの荒波に対し、珍しく南風…荒波からしてみれば、かなり強い向かい風。

波頭に水煙 益田市の風景2

こんな光景は初めてでした。凄いですね!!(まぁ撮影した場所も良かったのでしょうが…)

で、帰ってから気づいたのですが…見島(山口県萩市)が写っていました♪

波頭に水煙 益田市 三里ヶ浜の風景


場所は、画像の右上に見える三角形の島「三生島」の右です。

(実は今回の、どの画像にも写っているのですが)分かりにくいと思いましたので、

上の画像を(画像処理ソフトで)のコントラストを高めてみました。(この方法最近気づきました♪)

益田市沖から見島の風景


どうですか?「見島」見えましたか?

次回は、今回の画像処理の技術?を駆使して、今回(別の場所から撮影した)「見島」の画像です。
そこには、とても不思議な白く丸い物体が写っていました♪
【つづき】⇒益田市から見島をみたら白く丸い構造物まで見えた風景