11月の最後の連休に久しぶりに益田市の匹見町に行ってきました。
目的は匹見峡の紅葉を楽しむためでした。
(匹見峡の紅葉のピークは過ぎていました…表も裏も前も)
時間にゆとりがでたので、2年ぶりに「匹見発電所」の撮影も試みることにしました。
いやぁ~毎回同じことをいいますが…パッと見、これが発電所とは思えませんよネ。
特にこんな角度で撮影すると…何かの秘密結社の集会場のような雰囲気があります。
でもこの建物は、立派な水力発電所(水路式水力発電)なのです。
匹見発電所は水路式水力発電といい、水路で水を導き落差を得た水力をもとに発電します、
「自然の水の量なんて季節とかで大きな変動があるんじゃないの?」
と思うのですが…
完成年:昭和3年7月(1928年)というので今年で86歳!!
86年も前から現在も稼働中ということなので、発電量は安定しているのでは?
と考えられますよね。
また、匹見発電所は日本の近代土木遺産のランクCとなっています。
近代土木遺産等に関する詳しいことは、以前の投稿をご参照くださいませ。
自然の緑の中にベージュがかった白の壁に淡いピンクの屋根。
「匹見発電所」をずっと眺めていると…(前回の投稿と同じく)今回も、やってみたくなりました。
近代土木遺産をリソースにしたわたくし的、現代アートです。