益田市の歴史・風景体験レビュー

益田市(島根県の西部)の資史料をもとに益田市の歴史・風景の魅力と課題をフィールドワークで体験レビュー。
 

益田市の風景

匹見発電所の風景でアートな心になる(益田市匹見町)

11月の最後の連休に久しぶりに益田市の匹見町に行ってきました。
目的は匹見峡の紅葉を楽しむためでした。
(匹見峡の紅葉のピークは過ぎていました…表も裏も前も)

時間にゆとりがでたので、2年ぶりに「匹見発電所」の撮影も試みることにしました。

匹見発電所の風景2014


いやぁ~毎回同じことをいいますが…パッと見、これが発電所とは思えませんよネ。
特にこんな角度で撮影すると…何かの秘密結社の集会場のような雰囲気があります。

でもこの建物は、立派な水力発電所(水路式水力発電)なのです。

匹見発電所の風景 全体2014

匹見発電所は水路式水力発電といい、水路で水を導き落差を得た水力をもとに発電します、
「自然の水の量なんて季節とかで大きな変動があるんじゃないの?」
と思うのですが…

完成年:昭和3年7月(1928年)というので今年で86歳!!
86年も前から現在も稼働中ということなので、発電量は安定しているのでは?
と考えられますよね。

また、匹見発電所は日本の近代土木遺産のランクCとなっています。
近代土木遺産等に関する詳しいことは、以前の投稿をご参照くださいませ。

※参照⇒匹見発電所:益田市に現存する日本の近代土木遺産

自然の緑の中にベージュがかった白の壁に淡いピンクの屋根。

「匹見発電所」をずっと眺めていると…(前回の投稿と同じく)今回も、やってみたくなりました。

近代土木遺産をリソースにしたわたくし的、現代アートです。

匹見発電所deアート


観音岩の近くで新たな海岸浸食(崩落)を見た(益田市 三里ヶ浜)

三里ヶ浜には益田市の風景の中でも人気スポットである「観音岩」があります。

このサイトでは「観音岩」関連風景として「ミサゴがいた」とか「七羽の鵜がいた」という「ほのぼの系」の投稿とあわせて、「この岩周辺の海岸の砂浜の面積が大幅に減少した。…「海岸浸食」に関する記事も投稿しています。

観音岩付近でおこった海岸浸食(崩落)

画像は、今年(2014年)11月4日に撮影したものですが、観音岩周辺海岸浸食の(おそらく)直後に近い時点での様子です。

益田市 観音岩 海岸浸食 現場


実は、この場所は砂浜から一段(2~3m)高くなった比較的広い更地です。(益田市の三里ヶ浜の観音岩を観賞するベストポイントでもあります。車も数台駐車できます。)

ここの砂浜から、以前、観音岩周辺の砂浜の減少について今年(2014年)の9月4日に投稿したこともあります。
益田市の三里ヶ浜「観音岩」周辺の砂浜の変化(比較)


私は、砂浜の海岸浸食というのは、数年とかの年月をかけてジワジワすすむものかと思っていましたが、今回のように短い期間(もしかしたら、想像を超えた僅かな時間で)「ゴッソリ」的に崩落浸食がおこることもわかりました。

益田市の海岸崩落浸食

この崩落地点の先には、植物(おそらくシノ竹)が覆い茂っていますが、その一部も崩れているようです。

実は、この崩落地点、観音岩の間近の砂浜に下りるためのルート(結構険しい崖(砂質と粘土質と礫が混合))でした。しかし今回の崩落で完全にオーバーハングしてしまい。観音岩へ(比較的簡単に近づける)ルートはなくなってしまいました。

今回の海岸浸食(崩落)について考えてみた

この地点の周辺には、以前投稿したようなヘッドランドはありません。
※参照⇒持石海岸(益田市の風景)の今…海岸浸食で凄い事になっていた。
ただ、この地点のすぐ傍には(昭和の時代には無かった)防波堤が設置されてることに気づきました。

この防波堤による反射波により、自然の土手(今回の崩落場所)に強い波力を集中させる結果となったことが考えられます。

…観音岩は昭和時代は干潮ともなると地続きになる…プチ「トンボロ現象」もあったそうです。
前回の持石海岸の浸食と同様、益田市の三里ヶ浜では、昔と比べ、土砂の「自然供給量」が相当減ったことがわかります。
とはいうもの、土砂の供給源である高津川、益田川の河口の施策・コントロールは大変大がかりで、高度で精密な設計が伴うことも確かです。…それについて意見する気はありません。
 
ただ、気になるのは…現在、国道191号線に海岸線せまってきているため…護岸工事・防波堤設置が必要だと思われます。…当分「いたちごっこ」は続きそうですネ。


※現地には島根県とかかれた支柱が数本立っており、標識ロープ(俗にいうトラロープ)が張られていました。(現地再訪時:2014年11月20日に撮影)

島根県の柵


益田市の三里ヶ浜の風景…「益田十景」のひとつ「三里ヶ浜」この砂浜の風景がだんだん見られなくなっていくのでしょうか…(今回の海岸浸食(崩落)場所より撮影)

益田市 風景 三里ヶ浜

益田市の持石海岸の名風景の岩場に「謎の奴ら」がいた

前回は益田市の持石海岸の今(2014年)の浸食された風景について投稿しました。

>>持石海岸(益田市の風景)の今…海岸浸食で凄い事になっていた

益田市の持石海岸は昭和の時代では市内屈指の海水浴場でした。
益田高校時代には、土曜日には、午前中の授業の後、昼飯を食ったら、
高津の同級生の家に集合し、海水浴に行ったものです。(by自転車)

当時、持石海岸には土日となると多くの益田市民を中心とした多くの「海水浴客」がいて「海の家」的なものもありました。

今は廃墟になっていますが、以前の「海の家」的な建物ごしに見た「持石海岸」の名物岩場がコチラです。

持石海岸 廃墟の海の家からの風景


撮影したのが、今年(2014年)の11月なので、当然「ヒト」はいませんが。
「あっ、あの飛び出た岩からは皆(当時の益高生)は飛び込んだものだなぁ…」
しかも、この岩から、頭から飛び込む友人もいました(体型はプチデブでしたが)勇気ある「飛び込み姿」の美しさは今でも脳裏に焼き付いています。

と「おもひでぽろぽろ」的に回想しながら今の益田市の持石海岸の思い出の岩場を、デジカメでズームアップしてみました。

そこには、なんと!!

あいつらがいました。以前投稿した「7羽の鵜」の連中です!!
>>益田市の観音岩の景観に「7羽の鵜がやって来た」風景

今は奴らの「憩いの場」になっていました…

益田市 風景 持石海岸と7羽の鵜

「7羽の鵜」を数えた画像
益田市の7羽の鵜の風景


で、益田市の名物「7羽の鵜」の連中の会話を妄想してみました。
益田市 風景 持石海岸と7羽の鵜の妄想話
 
こいつらの会話はともかく…益田市の海岸の名物キャラ的「7羽の鵜」の結束力からみて、
すでに「烏合の衆」レベルでは無いことは確かですなぁ。・・・おしまい

持石海岸(益田市の風景)の今…海岸浸食で凄い事になっていた

益田市の「持石海岸」といえば、私が子どもの頃は、格好の夏の海水浴場でした。
ところが先日、この地を訪れた際、衝撃的な光景をみてしまいました。

早速ですが現在の「持石海岸」の画像です

益田市の風景 持石海岸の今


…結論からですが恐ろしいほど海岸(砂浜)が浸食されています。

11月ではありましたが、益田市の思い出スポットとして、「持石海岸」の「今」的画像を撮影しようと思い、30年ぶりの「持石海岸」でした。

昭和時代の「持石海岸」の記憶…


私が高校生(昭和時代)は「持石海岸」は数百人が海水浴を楽しめた場所でした。
(過去(昭和時代)の画像が無いことが残念です。)

浜辺の状況が違いすぎ、私の記憶も浸食されているかもしれませんが…昭和時代の「持石海岸」は「丸い礫(角の取れた丸石)」で覆われた部分が広く展開し、その先、波打ち際から、比較的幅の狭い砂の浜辺があり、海中の砂地は沖の岩場まで続いていました。

それが、現在は、この状況です。

益田市の持石海岸の2014年の風景


凄い事になっています!!…これぽっちの浜の面積では、とても数百人が海水浴を楽しめた場所とは想像もできない状況ということが分かりますよねネ!(直観的にも…)

しかも、河川の上流にみられる、ゴツゴツした石(割ぐり石)がゴロゴロ敷き詰められています。もはや、景観的にも日本海の海岸的なものを大きく逸脱しているではありませんか?

(ゴツゴツした石(割ぐり石)については今回は触れないとして)
なぜ、益田市の「持石海岸」の様子が激変したのでしょうか?

原因は地球温暖化?(笑)…いいえ「ヘッドランド」でしょう!


益田市の「持石海岸」の浸食の原因について、益田市の先達に(試す気持ちもあって)あえて、たずねたところ…
結構多くの人から「地球温暖化の影響じゃろうて!?」というこたえがありました。

マジですか!?…それは(地球というよりも、そんな事を真顔でおっしゃる人の頭の方が)心配です!!

私の見解では、近くに施されたヘッドランド工法による護岸対策の影響のようです。
下の高空画像を見るとおわかりのように、今回の撮影場所、画像の「山陰本線」と記載されているところの海岸付近の両サイドに…蛭(ヒル)の頭のような、T字型の護岸構造物があります。この構造物は「ヘッドランド」と呼ばれるものです。

「ヘッドランド」がこの位置にあった場合は、今回の場所あたりは2つのヘッドランドに挟まれるため、両サイドに向けた「流れ」がおこるため、浸食を助長することになります。(千葉県にいたころ、九十九里浜で同じような現象をみました。)

話は戻して)益田市の持石海岸…かつての海の家から
益田市の持石海岸  昭和時代の海の家から
…ここから見る、持石海岸の(思い出深い)岩場の風景は以前のままなんですがねぇ…
「ヘッドランド工法」考
ヘッドランド工法は、現状の益田市の海岸を見てもお分かりのように、大変優れた護岸工事…特に砂浜の維持管理には有効な工法です。ただ、ヘッドランドの両サイドには、離岸流が発生することと、ヘッドランドから離れた海岸に浸食をおこすという課題もあります。持石海岸は後者の影響をもろに受けたのでしょう…
まぁ、あっちをたてれば、こっちがたたず…的な工法ともいえますね。

真の問題点は、高津川の河口の施策にあるのでしょうけどネ。

「だるま夕日 山陰」風景画像コレクション(益田市三里ヶ浜)

11月に入り、益田市の海岸の夕方の名物風景…日本海に「沈む夕日」は全く見れなくなりました。
理由は簡単♪益田市の三里ヶ浜の海岸からはこの時期夕日は、山に沈みます。
※ご参照⇒益田市から11月「浮き見島」の風景を見た
(画像「1.益田市の11月の夕焼けの風景」とその周辺の記事をみてくださいネ)

益田市の11月頃は7「三里ヶ浜」には7「日本海に沈む夕日」は見れません。
「日本海に沈む夕日」がない益田市の「三里ヶ浜」なんて…という思いを持った方も多いと思います。というわけで…(そういうわけでもないのですが)

今回は昨年私が撮影した益田市「三里ヶ浜」から日本海に沈む夕日の画像をいくつかご紹介します。

画像は2013年の9月前後に益田市の「三里ヶ浜」から撮影したものです。

益田市 日本海沖だるま夕日 2013年8月26日

                                        撮影日は2013年8月26日

実は、目的は「日本海に沈む(単なる)夕日」ではなく、「だるま夕日」でした。



益田市 日本海だるま夕日の風景 平成25年9月16日

※三生島と「だるま夕日」の風景…撮影日は2013年9月16日

(2013年に益田市沖の日本海に沈む「だるま夕日」を初めて撮影し、あまりにも、「だるま夕日」が簡単に撮れるので、自称「益田のだるま夕日ハンター」としてさわいでおりました。(ほとんどの人に無視されていましたが…(笑))

2013年9月21日益田市沖 日本海だるま夕日の風景

※上のだるま夕日と同じ場所から撮影したのですが、撮影日は2013年9月21日…5日たつと、益田市の三生島の左側に沈んでいきます。

最後に(時はさかのぼりますが)同年3月21日に撮影した「だるま夕日」

益田市2013年3月21日だるま夕日


形としては地味なものですが、雲の絡みの様子がとても気に入っています。

2012年10月5日撮影のだるま夕日…山口県萩市の須佐沖の島々(岩)の行列とコラボです(笑)

益田市沖だるま夕日の風景20121005


よく見ると、島々のいくつかに「浮島現象」が確認できます。

だるま夕日 益田市の風景20121005



◆編集後記:今回の画像は、以前、私が運営していたサイト(ブログ)で掲載していたものです。
(そのサイトは今年(2014年)の初めにブログサービスそのものが終了となり今はありません。)
ここ数年、益田市でおこった自然現象・風景を撮った貴重画像をたくさん掲載していたサイト(ブログ)だったので、無くなったのは残念でした…が、数日前、偶然、以前のブログへ投稿した益田市のいろいろな歴史や風景に関する画像「ごっそり」のファイルを発見しました♪

今後は、益田市風景画像コレクションとして(過去画像ではありますが)投稿していきますネ!!
よろしくお願いいたします♪

益田市の観音岩の景観に「7羽の鵜がやって来た」風景

益田市の景観といえば、「三里ヶ浜」とか「持石海岸」は、はずせませんよネ。

四季おりおり、そして、朝昼夕の変化がある風景は通(マニアック)的な視点かもしれませんが面白いものがあります。

「三里ヶ浜」の代表的な風景といえば「観音岩」ですね。地元のカメラマンとか画家とかが好んで用いるモチーフですネ(笑)…もちろん、我等が!?「益田十景」にも取り上げられている風景です。

益田市の風景11月の観音岩

撮影したのは、今月11月4日14:00ごろ。この日、益田市の海岸は「晴れ」でした。


今回の撮影では、季節を感じさせる「観音岩の風景」を撮影できました。(因みに画像右奥に見える島は、益田市最後の秘境「高島」です。)


何がどう、季節を感じさせる「観音岩の風景」を撮影できたのか、おわかりですか?

実は、益田市の観音岩、必須のキャラクター「七羽の鵜」が戻っていました!!

益田市の観音岩と7羽の鵜の風景

夏の益田市の観音岩には鶚(ミサゴ)様がごくまれに鎮座しておりましたが…
※ご参照⇒益田十景「三里ヶ浜」観音岩にアノ鳥が(島根県 益田市)
鶚(ミサゴ)と益田市の三里ヶ浜の「観音岩」の風景もとても珍しいのですが。

冬に近づくこの季節、11月ともなれば、まさに観音岩の「真打」というべき「七羽の鵜」の姿が似合ってきます。

「七羽の鵜」そのメンバーの様子

益田市の観音岩の鵜


まだまだ、余裕~♪的感じです。

これから寒くて荒々しくなる日本海。そんな中でも平然と活動する、
益田市の観音岩の「七羽の鵜」の姿を今年も撮影してみたいと思っています。

編集後記…益田市で見た「つき」のお話


「後の十三夜の月」全国的に話題でしたね。益田市とかその周辺で見逃した人は以下のリンクの先で拝めますよ。
⇒「後の十三夜の満月」とEXスーパームーン(縁起のいい画像つき)
⇒「後の十三夜」171年ぶりの歴史的な名月の画像

益田市から11月「浮き見島」の風景を見た

益田市からの日本海の風景…最近凝っているのが「見島(山口県萩市)」を撮影する事。「文化の日」の今日もチャレンジしてみました。

撮影場所は、以前にも撮影投稿した地点:益田市喜阿弥町で国道191号線で小高くなってるところです。
ご参照⇒益田市から「見島」を撮影したら…浮いていた(浮島現象)
ご参照⇒益田市からの浜田市の風車の風景(益田市 喜阿弥町より)

益田市のこの場所から「見島」は一体どこに見えるのか…


まずは、この地点からの全体風景。時刻は夕方17:30過ぎ。画像右の海上、三角形の小島(岩)は「三生島」。左は「鑪崎」です。

益田市から見島が見える

この風景のどこら辺に「見島」が見えるのかというと…

11月益田市からの浮 見島


青い丸で囲まれたところです。

今回も残念ながら肉眼では「見島」を確認できませんでした。というわけで、最高倍率…ズームアップMAXで撮影してみました。

益田市から見えた「浮き見島」


3


毎度、毎度わかりにくい画像でスイマセン。(モニターの角度を調整するか、ご自身のモニターを見る角度を調整してくださいまし)

わかりにくい「見島」の画像ですが…今回は、ほぼ完全に「浮いて見えました」…浮島現象(蜃気楼)です。記事タイトルの「11月の浮き見島」の由縁です。

今回も良い画像を提供できなかったので、おまけ(お詫び)風景画像3点掲載しておきます。

1.益田市の11月の夕焼けの風景


益田市 11月の夕焼けの風景


画像右奥の山は、須佐町の高山です。益田市の三里ヶ浜からでは10月(もしかしたら9月)ごろから、夕日は山に沈みます。春はいつごろから海に沈む夕日風景が見れるのか不明です。(来年は検証しましょう♪)

2.偶然とれた、海鳥の群れの風景


益田市沖の海鳥の群れ

3.益田市の11月の観音岩と日本海の風景


益田市の観音岩の風景11月


ありゃま…益田市の観音岩が手前の枯れ木の先にささっていて…まるで「モズの早贄(はやにえ)」的になってしまいました。

編集後記

今日の日本海は随分荒れ模様でしたネ。

益田市からの風景…だんだん寒々しい雰囲気となる時期になりました。
ただ、私は思うのですが、益田市からの日本海の風景は…「冬」。肌を切るような冷たくて強い北風。怒涛の荒波と轟音の海鳴り。波の音。…未熟な己に傲慢さを感じたら…それは即、自己の修練のためのパワースポット。今年も、私、冬の益田市沖の日本海の怒涛の荒波。「眺めるだけ」で己の精神の修行・修練が可能です。他者の説教とか教訓などは不要!…楽しみにしています。

益田十景「三里ヶ浜」8月の晴れた日の風景(島根県 益田市)

益田市の絶景10ヶ所を集めた「益田十景」
今回(2014年8月21日撮影)は夏の昼間の三里ヶ浜の景色をご紹介します。

日差しはかなり強く、気温も30℃以上で暑かったのですが、日本海の波は穏やかでした。

撮影場所は「三里ヶ浜ビーチハウス」から防波堤に向かって砂浜に降りたところ、時刻は午後2時ごろ撮影です。

益田十景色 三里ヶ浜 島根県 益田市 西方


◆まずは西方(山口県の方向)の画像↑
学生時代によく海水浴にいった「持石海岸」の岩礁。
画像左端の奥にこんもりとした山は萩市須佐町の高山です。

よく見ると「観音岩」も(かなり小さい)黒い点のようですが確認できます。
>>益田十景「三里ヶ浜」観音岩にアノ鳥が(島根県 益田市)


上の画像で「観音岩」をわかった人はたぶん少ないと思いますので…最高倍率で(以前投稿した)「観音岩」を撮影しておきました。

益田十景色 三里ヶ浜 島根県益田市 観音岩


◆次に東方、益田市の市街地側
画像中央あたりに、ぽつんと白い風車がかろうじて見えます。

益田十景色 三里ヶ浜 島根県益田市 h東方


こちらの画像の方が長くのびた砂浜感がありますネ。

三里ヶ浜というので、全長12㎞位の浜なのでしょう。


益田市の三里ヶ浜は夕方の風景などが観光サイトやパンフレットで取り上げられています。
私もこの場所からは、益田市の名物景観「だるま夕日」を何度も撮影しています。

最近は、ここ益田市では綺麗な夕焼けのシーンを撮る機会が少ないのですが、
年内には、三里ヶ浜からの日本海に沈む「だるま夕日」画像を投稿したいと思っています。

澄川 喜一 先生のTO THE SKYを再観賞(益田市「風の丘広場」)

前回の投稿での、撮影時に感じた気分。久しぶりに澄みきった益田市の風景
>>PM2.5の数値7μg/m3での益田市の風景(比較)萩石見空港より
爽やかな気持ち。その勢いで3年ぶりに観賞、そして撮影投稿させていただきました。

TO THE SKY 1993

TO THE SKY 1993』…澄川 喜一 先生の作品です。

やはり、この日の空と、私の心理状態。タイミングは最高でした。

かなりモチベーションが高まりました。

『TO THE SKY 1993』は、
「青空」と「数切れの雲」が携わることで、作品の力がMAXとなる。というのが私的な解釈です。

TO THE SKY1993 益田市風景 風の丘広場


妙に元気になります♪

TO THE SKY 益田市 風の丘広場 澄川喜一

ちなみに、以下の画像。どこかのサイトで似た様な画像がありました。
ですが、背景が青(空)だけだと、こんな感じなんです↓

TTS 益田市 青のみ


綺麗ですが、大作感(迫力)…消えますよネ。

TO THE SKY。あるいは、澄川先生による新たなパワースポット!?

TO THE SKY ・・・「巨石アート」「青空」「白い雲」…そして「きらめきの太陽(反射)光」…俄然、神聖さが高まります!!これって、もはやパワースポット♪ 野外の大型彫刻は設置する「場」も(当初より)考慮すべきことを澄川先生は、ご自身の作品をもってして、メッセージしてくださっています。

TO THE SKY 益田市 風の丘広場


カオス状の岩石から、研ぎ澄まされ滑らかな剣・・・洗練されたモノが産まれている感じ。まさに、神話の世界です!!・・・晴れた日にはTO THE SKY 1993を見に行こう♪

益田市の『TO THE SKY 1993』のように、野外、大型の彫刻作品がいいところの一つは、撮影してサイトに画像アップできる事。こうして作品を眺めていると…様々な「神話作用」が施されているように感じます。

MAP・場所:TO THE SKY 1993(萩・石見空港  風の丘広場)




私、郷土史家とかではなく…ロラン・バルト(Roland Barthes)みたいな輩です。

今後、あらためて、益田市や、吉賀町の澄川 喜一 先生の作品を再体験レビューさせていただこうと思います。

益田市の萩石見空港の傍にある益田十景の一つ「風の丘広場」の風景は、青く晴れた日という条件付きで今が「旬」ですネ。
「風の丘広場」。この時期の「風」かなり強く、冷たいです。
防寒対策は念入りに(私のような関節痛もちには苦痛をともなうので…念のため)

風の丘広場 益田市 おまけ風景

PM2.5の数値7μg/m3での益田市の風景(比較)萩石見空港より

PM2.5の数値の上昇は最近再びTV等のメディアで多く取り上げられるようになってきました。
2014年2月25日にはPM2.5の最大値は益田市でも102μg/m3を記録。
3桁超えの状況では、普通の暮らしの中に、強烈な恐怖感がありました。

今日、2014年3月3日の益田市は久しぶりの快晴。
空気も澄んで、遠くの景色もスッキリと見えています。
PM2.5の値を調べてみると「7μg/m3」です。

そこで、前回PM2.5の値が90μg/m3となった時点での撮影場所に(比較画像を撮るために)再び行ってきました。
>>PM2.5益田市の観測史上最高値102μg/m3の日の風景

場所は萩石見空港に隣接した広大な公園、「風の丘広場」です。
早速ですが本日の午前11時ごろ、益田市PM2.5の値「7μg/m3の時の風景です。
5 7M

「風の丘広場」からの本来の益田市の山並みの風景が、はっきり確認でしました。
スッキリしますよね。そして、なぜか、妙に安心しました。

以下、2014年2月25日(15:00頃撮影の)PM2.5の値が「90μg/m3の時の風景です。比較してみてください。
5が90の時 益田市萩石見空港

【追記】
一応、データとしてこの日(2014年3月3日)の益田市でのPM2.5の数値推移データを記載しておきます。
青丸の部分が最初の画像…晴々とした益田市の山々の風景撮影時です。PM2.5の数値「7μg/m3」です。

5値 益田市

PM2.5益田市の観測史上最高値102μg/m3の日の風景

本日2014年2月25日。益田市の朝の風景は全体に霞がかっていましたよね。
そして、午後には、もはや霞の域を超え…煙に覆われたような感じでした。
最近、とんと関心が薄れていたPM2.5の数値。久しぶりに島根県の公式HP内にて
>>大気汚染注意報・警報・注意喚起情報
県内の『光化学オキシダント、PM2.5(微小粒子状物質)の状況リアルタイム測定データ』を確認したら…。
本日の15時時点でなんと90μg/m3

夕方、萩石見空港近くに行く予定でしたので、ついでにPM2.5「90μg/m3」値での益田市の風景を記録しておこうと…久しぶりに「風の丘広場」に行ってみました。

以前の画像でアングルも違いますが通常では、こんな益田市の風景が見える場所です。
「萩石見空港の屋根」をたよりに、ご参照してください。

萩石見空港から


早速ですが、この日(2014年2月25日)PM2.5「90μg/m3」値での益田市の風景の画像です。
思わず息をのみました…

「PM2.5益田市の観測史上最高値102μg/m3の日の風景」続きを読む

「人形岩眺望所」奇岩!人形岩を観賞するなら(益田市人形峠)

人形峠(益田市 飯浦町)のピークにある「駕籠立て(かごたて)」という展望ポイント。
西は、飯浦港、三生島、鈩崎、東は三里ヶ浜、遠く鎌手海岸、高島…
季節や時々の天候、日本海の様子…風景が様々に変化するで、いつも何か新しい発見がある場所です。


さて、人形峠東側の眼下の岩場の中に「人形岩」という「奇岩」があることをご存知でしょうか?

実は、この岩は「見る場所」があります。

人形道を「駕籠立て(かごたて)」から、戸田方向にしばらく下ると海側に「人形岩眺望所」という案内看板(画像付き)があります。

人形岩眺望所 案内看板


ここが「人形岩」のベストビューポイントです。


ここから撮影した「人形岩」の画像です。

人形岩 益田市人形峠 海岸



高さは海面から頭のてっぺんまでで7.8メートルとのことです。


本体が黒色、肩から腰にかけて白っぽい茶の着物を羽織っている…どことなく高貴な人物がくつろいでいる雰囲気…感じませんか?

と、気持ちが和らぐような表現になりましたが…

この日の撮影現場は、陽の光にこそ恵まれていましたが、日本海からの北風と荒波の濤声…自然の力に圧倒されていました。

人形峠 夫婦岩 益田市


人形峠「駕籠立て」から小浜方面に「人形岩眺望所」過ぎ、さらに小浜方面に下った所からの見える「夫婦岩」とその周辺の海の風景。(夫婦岩は私が付けた名前です。)
【画像は2014年02月19日に再撮影】