益田市七尾町の妙義寺(山号は万歳山)へ向かう参道には石でできた橋があります。


妙義寺太鼓橋」と呼ばれているそうです。


今回はこの「妙義寺太鼓橋」と桜の風景。

益田市妙義寺太鼓橋 top

橋の向こうに1台の白の軽トラ(偶然、写りこんだののですが…)そのさらに奥には、妙義寺の山門がみえます。


江戸時代に架けられたというこの石橋の両側に満開の桜。撮影したのは2015年4月2日とても良い天気だったのですが、青空の色は薄く…空は白く霞んでいました。(で、いまいちな画像になってしまいました)

益田市妙義寺太鼓橋 上

『妙義寺太鼓橋(石橋)』と「桜の花の門」…かなりリッチな気分にさせてもらえました♪

もともとこの石橋が架けられている場所は「池」だったそうです。

しかしながら、近隣の民家の下水が流れ込んでいて「臭い!」ということで、現在のような空池にしたと聞きました。


また、益田市誌 (昭和50年12月20日発行)上巻873~874ページに「妙義寺の石橋」に関する説明と白黒写真があります。

益田市誌によると
この石橋の長さは約6メートル、幅は約2メートル。
本来「須佐石(山口県の須佐町産出の御影石)でできていた」そうです。

しかしながら、(近年、改修?工事が施されたそうですが)現在では桁石に須佐石とは異なる御影石が使われていることに気づきました。

益田市誌に掲載されている画像↓(昭和50年以前の撮影だと考えられます)を見てください。

益田市誌 妙義寺 太鼓橋 古写真

今とは、なんか姿・形・・・特に欄干のライン、雰囲気違いませんか?
昔↑は「弧」を描いてますが、今↓は「への字」に見えます。

比較 妙義寺 太鼓橋 改修後s


そのあたりは、別途、『妙義寺太鼓橋(石橋)』見学記として投稿しますネ。