益田市の歴史・風景体験レビュー

益田市(島根県の西部)の資史料をもとに益田市の歴史・風景の魅力と課題をフィールドワークで体験レビュー。
 

人形峠

人形峠「駕篭立て」で奇怪体験…それは人形鼻(益田市 )

益田市「人形峠」の「駕篭立て」で奇怪?体験

益田市の人形峠「駕篭立て」。人形峠「駕篭立て」からの風景は、このサイトでも何度か投稿しています。
実は、この人形峠「駕篭立て」で私は以前、かなり不思議…というか奇怪(きっかい)な体験をしています。今回はそのことについてのお話しです。

人形峠「駕篭立て」に無人の車が…

それは、人形峠「駕篭立て」。ある夏の日の日曜日の午前中。
自宅。目覚めると窓の外は、澄んだ空気・青空の日でした。「おおっ、今日みたいな日には人形峠『駕篭立て』からは益田市沖の日本海での綺麗な風景が撮れる!!」と確信。人形峠「駕篭立て」に撮影を発起し出発しました。

20分後、人形峠「駕篭立て」に到着。見れば、珍しく、先客。自家用車2台。
「ああ、益田市の方が、「駕篭立て」からの風景を楽しんでいるのだろうなぁ…」

…私と同趣向・同類の人がいる。ふふふっ♪

「これは人形峠「駕篭立て」からの風景について薀蓄談義でも交わせそう♪」と胸をふくらませつつ、2台の車に近寄ったところ…
なんと、2台の車とも無人…周りにも人の気配は全く無し。
「なんでじゃ!?」…私はとても恐ろしい気分になりました。

だって、こんな場所で、無人の車2台…どう考えても変ではありませんか!?↓

DSCN4690

まさか!?と思い…人形峠の絶壁の下を覗いてみました。…幸い、それらしき痕跡はありませんでした。一応、安心はしましたが、この奇怪な状況。私はすぐさま撮影をとりやめ、その場を立ち去りました。

手がかりは「がまかつ」…現場は「人形鼻」!!

その後、この日の私の恐怖体験について、何人かの益田市民に伝えたところ、誰も相手にしてくれません。

ですが、つい先日、今年の9月になって、とある人から今回の真相の一部始終を知ることができました。

なんと!!「車の主(ぬし)は釣り人じゃ!!」という証言

「その車の主は釣り人じゃ、奴らは、人形鼻までおりて釣りをしとるんじゃ」
「人形鼻?…マジですか?「駕篭立て」からは、だいぶ急斜面を下らないと…?」
「人形鼻まで、おりることは…ワシら釣り好きには大した事ではないけぇのう…」


…「エッ!?『ワシら『釣り人』には(人形鼻まで下りることは)大した事ではない』って…ということは、「あんた」、あそこ(人形峠)から人形鼻まで釣りのために、こんな急斜面↓をおりたことがあるかい!?しかも釣り道具担ついで…」

DSCN4845

これぞ人形峠、無人の自家用車の真相。人形鼻…魚(うお)への「先払いの「任侠」の姿勢…といふべきか
…」わが益田の釣りキチ様には…(謹んで)参った、本当に参ったのう。

編集後記…釣り人のガッツに感動!!

私は当初はびっくりし、強い恐怖心が芽生えました。
ただ、後で思い出してみると…無人
の車の1台に「がまかつ」のステッカーが貼ってあった事を思い出し…一人「苦笑い」しましたとさ♪

最後に人形鼻の釣りポイント


人形峠「駕篭立て」から決死の思いで下りてきて…なおさら、こんな場所で釣りをする!!…これが当たり前だそうです…「がまかつ」のステッカーを車に貼ってる人たち凄い!!
DSCN4844

MAP・場所(航空画像):人形鼻


益田市から見島が見えることもある(人形峠 駕篭立てより)

益田市からの望遠の風景


益田市からどこまで遠くが見えるのか?についての検証シリーズ。
天気が良くて視界(見通し)が良ければという前提条件で、益田市内から遠くの風景を楽しんでいます。今回はその3回目。

益田市から「見島」が見えたぁ♪


益田市から「見島」が見えた…その撮影場所は(前回同様)益田市の人形峠(正確には「駕篭立て」と呼ばれる場所)です。

鑪崎のくびれ 見島

※撮影日:2014年9月13日午前11時ごろ

「見島」は、これまで、萩に向かう海岸線の道から、あるいは萩市須佐町の高山の山頂から確認(見えた)事はありました。ちなみに「見島」が確認できた益田市に最も近い場所は、島根県と山口県の県境付近の「やすらぎの森宇生」の林道からでした。ですので「(当然)益田市からも見島が見えるはず…」と思って、かれこれ5年になりますが、これまで益田市内からは一度も「見島」が見えたことがありませんでした。

人形峠「駕篭立て」から、どの方向に「見島」は見えるのか!?


「いったい人形峠(駕篭立て)から、どの方向に「見島」は見えるのか!?」と思う方もいるでしょう。なんと!!それは「鑪崎(たたらざき)」の「くびれ」…窪んでいるところなんです。その「くびれ」の先に「見島」の姿(一部)が見れたのです。(それにしても、すごく特殊な場所(位置関係)です。

益田市 鑪崎


※視力が低い私にとって、今回の見島の確認はまさに偶然、奇跡体験でした。
「くびれって、どこ?」…ハイハイ〇赤丸と説明つけました↓

鑪崎のくびれ 


※益田市から「見島」が見えるのか?…信頼できる情報筋によると、「益田市の益田地区広域クリーンセンター付近から見えたョ」ということを聞きました。益田地区広域クリーンセンターはかなり高い位置にありますので、今回のような「見島の一部ではなく、もっと大きく見える。」とのことでした。

MAP・場所:鑪崎と人形峠の位置関係



MAP・場所:見島(山口県萩市)



山口県の沖の見島は萩市沖北北西約45km、面積は7.73k㎡の島です。かつては益田氏の領地であったということを聞いたことがあります。私にとって、一度は行ってみたい所の一つ「見島」 。「見島」から中国地方・中国山脈(見れるというので)の画像投稿してみたいものです♪
編集後記

あくまで個人的な驚きと感動でお届けした「益田市からあんな遠い所が見えるんだ…♪」という望遠風景シリーズ。今回はその3回目で…とりあえず最終回。皆さんはいかがでしたでしょうか?

これまで2か所の望遠風景シリーズはコチラ↓
⇒益田市の人形峠から比礼振山を見るとあの山(臥龍山)が見える時もある
⇒益田市からの浜田市の風車の風景(益田市 喜阿弥町より)

※参照⇒鑪崎「神代の肌hornfels」 (人形峠からの日本海)

益田市の人形峠から比礼振山を見ると「あの山」が見える時もある

益田市の人形峠から比礼振山を見ると

益田十景の一つ「人形峠からの日本海」。益田市の人形峠(正確には「駕篭立て」と呼ばれる場所)から見える変化にとんだ日本海の風景は何度来ても新しい発見があるので、飽きることがありません。

人形峠からの風景ですが、日本海方向ではなく中国山地方向で発見した「望遠風景」の投稿です。

撮影日は2014年9月13日午前中11時過ぎごろ…益田市は快晴で、(最近では珍しく)澄んだ青空が広がっていました。

いつもどおり日本海の風景。海岸や小島、絶壁や岩と波の風景を撮影したあと、ふと益田市の市街地方面をみたところ、いつもより比礼振山(権現山)標高359mがくっきりと見えるではありませんか!!

しかも、この日は特別視界がよく、比礼振山(権現山)の背後・彼方に比礼振山の標高を遥かにしのぐ中国山地の山々が見えるのです♪

比礼振山(権現山)標高359m 益田市 人形峠よりa

私が気になったのは、比礼振山(権現山)の背後、ほぼ真後ろにある高い山。
山頂付近が双こぶ状になっている山です。

「そもそも『比礼振山(権現山)』って一体どの山のことじゃ!?」

という方もおられるでしょうから、もう一度同じ画像。説明付きで…

比礼振山(権現山)標高359m 益田市 人形峠より

わかりましたか?で、話題は「気になった山」です。

益田市の比礼振山(権現山)の背後にある高い山の名は!?


「一体あの山は何山?…気になる」

自宅に戻り、早速、ネットの地図サイトで益田市の人形峠~比礼振山(権現山)を直線でつなぎ、その直線を中国山地方向に延長したところ…わかりました!!

どうやら、広島県の臥竜山(標高1,223m)と思われます。 

広島県の臥竜山(標高1,223m)と益田市の比礼振山(権現山)標高359m

益田十景の一つ「人形峠からの日本海」という名称についてですが、
天候・視界が良ければ「人形峠からの中国山地」も楽しめますネ♪

MAP・場所:比礼振山(権現山)



編集後記

9月13日は益田市は青空が広がり、大気はとても澄んでいました。
こういう日は、普段は見えない「かなり遠くの景色」が見えたりするものです。
あくまで個人的な驚きと感動なのですが…「益田市からあんな遠い所が見えるんだ…♪」という思いを込めた画像がこの日だけで3点(3か所)撮影できました。

今回はその2回目となります。

1回目はこちら>>益田市から見えた浜田市の風車の風景(益田市 喜阿弥町より)

次回は(個人的な感想ですが)益田市から見えた、もっと凄い望遠風景です…お楽しみに♪

鑪崎「神代の肌hornfels」 (人形峠からの日本海(益田市 飯浦町))

益田十景の一つ「人形峠からの日本海」に関連した話題。
今回、ここからの風景、「鑪崎(たたらざき)」で新たに地質学的発見をしたので投稿しました。

その名は「鑪崎(たたらざき)」


その場所とは「鑪崎(たたらざき)(益田市 飯浦町)」です。

地元の案内看板には
「鑪崎-神代の肌を残す景勝の岬‐」
持石海岸から西前方に見える恐竜の尾鰭(おびれ)に似た奇岩、洞窟で形成されている岬で、島根
県の最西端になる。近くには製鉄との関わりを彷彿させる鑪遺跡がある。
とあります。(白須鑪遺跡と呼ばれているらしい)

鑪崎(たたらざき)益田市飯浦町


この「鑪崎」、現地に陸路で行く方法がいまだわからず、いつも遠く「人形峠」からの観察(鑑賞)です。

今回のタイトル:鑪崎の「神代の肌」…新たな地質学的な発見とは!?


先日、別な目的で鑪崎周辺をズームアップして撮影していたら、偶然カメラの液晶モニターに映り込んできた風景がありました。と同時に案内板にて「鑪崎」が「神代の肌」と呼ばれる理由がわかりました。
鑪崎(たたらざき)指定 益田市飯浦町
赤い〇で囲んだ部分…縞々の独特の岩肌模様…これって、萩市須佐町の広義のホルンフェルス(hornfels)と同様のものですよネ!!…ナルホド♪神代の肌」…自然が作ったバーコード(いったいどんな情報が込められているのでせうか♪)

ホルンフェルス(hornfels)は変成岩の一種。熱による変成(接触変成作用)によって生じる接触変成岩。(ウィキペデイアより)

ズームアップして撮影した画像がコチラ↓
鑪崎(たたらざき)ホルンフェルス益田市飯浦町

やはり萩市須佐町の広義のホルンフェルス(hornfels)…独特の縞々模様…天然のバーコードですw

おまけ画像…最高倍率で撮影したものも掲載しておきます↓ 



鑪崎(たたらざき)ホルンフェルス最高倍率 益田市飯浦町 


鑪崎の「神代の(岩)肌」hornfels


広義のホルンフェルスは益田市のお隣、山口県萩市の「須佐のホルンフェルス」が(「日本の地質百選」でもあり)全国的にも有名です。しかし!ここ益田市の鑪崎にも「神代の肌」とたとえられ広義のホルンフェルス(hornfels)断崖が存在していたのです♪

Tips…鑪崎の「神代の肌 hornfels」を観察するには(条件)

これまで何十回も当地、益田十景の一つ「人形峠からの日本海」を、(いろいろな角度で)眺めているのに、今回になって初めて「鑪崎-神代の肌‐広義ホルンフェルス(hornfels)断崖」の発見となったのには理由がありました。

人形峠から鑪崎を観察する「時間帯と天候」です。ズバリ、晴れた日の午前中がおススメです。この日はわけあって、午前中、10時頃にこの地(人形峠)に訪れました。日差しが強く、くっきりと「鑪崎」の岩肌を照らし出してくれていました。ちなみに午後、夕方では、太陽が「鑪崎」の後方となるので、全体が黒っぽくなり、ホルンフェルス(hornfels)の縞々模様がわかりずらいのです。

というわけで、鑪崎の「神代の肌」広義のホルンフェルス(hornfels)の縞々模様を観察するには、晴れた日の午前中に人形峠におこしくださいませw


実は、鑪崎は島根県の指定文化財【名勝及び天然記念物】


実は鑪崎は島根県の指定文化財なのです。昭和33年8月1日に「鑪崎及び松島磁石」として島根県の指定文化財【名勝及び天然記念物】に指定されたいます。(案内板に書いときゃいいのにw)

MAP・場所(航空写真):「鑪崎(たたらざき)」



※益田十景「人形峠からの日本海」については以下の投稿をご参照くださいまし。
>>「人形峠からの日本海」益田十景 Ver.2014年5月1日

二見海岸の謎と山陰本線(※益田十景「人形峠からの日本海)


益田市の自然の風景、なかでも「海」に関しては、人形峠からみえる日本海の風景は最高です。

「人形峠からの日本海」として益田十景にもなっています。

※参照>>「人形峠からの日本海」益田十景 Ver.2014年5月1日

『二見海岸』の風景をフィーチャー♪


今回は、益田市の戸田方面から「人形峠」に向かう道の途中から鑑賞できる『二見海岸』を撮影してみました。
二見海岸 人形峠 益田十景 益田市

人形峠の高さを表現するため縦撮りでもう一枚!

二見海岸 益田十景 人形峠 縦


『二見海岸』を象徴する『二見岩』…岩のオブジェです♪

二見岩 益田市


※今回の撮影地点からの『二見岩』↑
比較※「人形峠からの日本海」益田十景 Ver.2014年5月1日掲載画像↓…人形峠側から撮影
※夫岩(たぶん)の松が見える画像が「表(おもて)」でしょうネ。

二見岩


一般的に夫婦岩といわれる岩の別名として「二見岩」と呼ばれるようです。(三重県や青森県、岩手県にも同名の岩があります)

『益田市の二見海岸』の謎


二見海岸は私のお気に入りの益田市内にある海岸の一つです。ですが…実は一度もこの海岸にいったことはありません。

なぜなら、この『二見海岸』へつながるルート(道)が未だわからないのです…。

「道なんぞ無くとも藪でも林でも、なんとか歩いて行けよ!!」というお声も聞こえてくるような気がしますが…

撮影地点と『二見海岸』の間には山陰本線が通っているのです。

二見海岸前 山陰本線 旧国鉄色車両 益田市

おおっ!!キハ40系、国鉄色の車両だ!!

MAP・場所(航空画像):益田市の二見海岸


「人形峠からの日本海」益田十景のレビュー Ver.2014

2014年5月1日。益田市は久しぶりの晴れになりました。
風景を撮影するには、基本、青空と雲の程よいバランス、彩りが必要ですよネ。
今回は「益田十景」の一つ「人形峠からの日本海」の5月バージョンの撮影に向かいました。

「人形峠からの風景」は、これまで何度もネット上に投稿していています。

このサイトでも

>>「人形岩眺望所」奇岩!人形岩を観賞するなら(益田市人形峠)

>>人形峠の駕籠立からの冬の日本海の景色(益田市 飯浦地区)

というタイトルで投稿したこともあります。

今回は、「益田十景」の一つ…「人形峠からの日本海」をテーマとして(意識し)撮影してみました。

新しくなった、この地の「案内看板」を交えながら画像を主にしたコンテンツに仕上げました。


まずは、私が好きな屏風岩

屏風岩2


(当然ですが)見る角度で姿は変化します。

益田市 人形峠 屏風岩3

屏風岩
穏やかな日本海。澄んだ海と屏風岩を縦撮りしました↑

「人形峠からの日本海」益田十景…新しく設置された案内看板。
益田十景 人形峠 新案内看板

MAP:「人形峠」案内看板が設置されている場所…人形鼻とある付近の道路沿い



奇岩として当地では(おそらく)最も有名な人形岩…画像2枚↓
人形岩

人形岩2

そして、今回、実はw、「小野村誌」により正式名称がわかりました・・・二見岩
二見岩

二見岩とその先にある、断崖・絶壁セット画像
二見岩と断崖

飯浦方面の画像…鑪崎、旧台場
鑪崎、旧台場
そして案内看板
益田市 飯浦 鑪崎、旧台場、三生島 案内板

三角おむすび形の「三生島」↓(かなり霞んでいます)
三生島

飯浦港の様子
益田市 飯浦港


人形峠から飯浦方向直下の海岸…
実は、ここ、地質学的に面白い。あの、ホルン…があるのです。
好きな方は今度よ~く観察してみてくださいまし↓

人形峠 飯浦側 断崖 直下の海岸

『益田十景』 益田市で選ばれた10の風景 まとめ

『益田十景』とは

益田市には、『益田十景』と称する場所があるのですが、皆さんご存知ですか?

先日、たまたま『益田十景』を特定できる資料を自宅で見つけました♪
以下、『益田十景』を構成する10の場所です。(※リンク先には益田十景、各場所に関連するこのサイト内の記事・画像があります。)

1.人形峠からの日本海
  ┣「人形峠からの日本海」Ver.2014年5月1日  
  ┣二見海岸の謎と山陰本線(補※「人形峠からの日本海)
  ┣鑪崎「神代の肌hornfels」 (益田市 飯浦町) 
  ┗益田市の人形峠から比礼振山を見ると「あの山」が見える時もある
2.比礼振山から(権現山(比礼振山)からの全景)
  ┣比礼振山(権現山)よりスノーモンスター的樹木がある山の風景    
  ┣比礼振山(権現山)より高島(たかしま)の風景
  ┣比礼振山(権現山)より高島の大きな「椅子(腰掛岩)」の風景
  ┣比礼振山(権現山)より「鑪崎(たたらざき)」の風景 
  ┣比礼振山から益田市の今を俯瞰してみた  
  ┣比礼振山(権現山)山頂から「見島」の風景 
  ┗比礼振山(権現山)より「見島の左端の小さい島(金島)も確認」した風景
3.高津川
     ┣益田市の土木遺産 鉄筋コンクリートの橋「高角橋」(益田市 高津)
     ┗益田市の高津川と高角橋ごしに高津の柿本神社を眺めたら
4.蟠龍湖(公式表記は蟠竜湖)
  ┣益田十景「蟠竜湖(2014)」に春の予感
  ┗『蟠竜湖』の風景・植生の変化をみる
5.三里ヶ浜
  ┣益田十景「三里ヶ浜」観音岩にアノ鳥が
  ┣益田十景「三里ヶ浜」8月の晴れた日の風景
  ┣三里ヶ浜「観音岩」周辺の砂浜の変化(比較)  
  ┣益田市の観音岩の景観に「7羽の鵜がやって来た」風景 
  ┗「だるま夕日 山陰」風景画像コレクション(益田市三里ヶ浜)
6.水仙の里(鎌手のスイセンの里から見た高島)
  ┣「唐音水仙公園」の白い花(波の花)の風景(益田市鎌手地区)  
  ┣「唐音水仙公園(旧 水仙の里)」(益田市鎌手地区)の風景 2015年2月
  ┣「唐音水仙公園(旧 水仙の里)」を6年ぶりに訪ねた風景(2015年2月8日)
  ┗水仙の里(益田市鎌手地区)の魅力 撮影2009年2月
7.石見空港 風の丘公園(正しくは、石見空港 風の丘広場
(※風の丘「公園」となっていました。正しい名称は「風の丘広場」ですネ)
     ┗澄川 喜一氏のTO THE SKYを再観賞
8.住吉神社(七尾山、住吉神社と自然散策道)
     ┣益田市の水源地 七尾公園の桜「2014」
     ┣益田七尾山 住吉神社の拝殿と随身門
     ┣益田七尾山 住吉神社の「本殿」 
     ┗益田市 住吉神社の神々「御祭神 四柱」

9.万福寺・医光寺

10.小丸山古墳

出処:絵葉書集「来て観ませんか 益田十景」


益田十景の10ヵ所それぞれを知ることができたのは(自宅にて偶然見つかった)『来て観ませんか 益田十景』という絵葉書集からです。
益田十景 絵葉書

益田市観光協会と益田市内郵便局によって企画されたようです。
編集後記…「益田十景」について調べてみたくなった「きっかけ」

数年前、「『益田十景』とは、どこのことか?」と尋ねられ。「一つは、人形峠…「駕籠立」の看板に「益田十景の一つ」と書かれておった…があとは知らん。」と。…その時、「残りの9か所はどこなんだろう?」と思い、ネットで調べましたが『益田十景』を掲載したサイトはありませんでした。…私にとっては、『益田十景』は益田市の謎の一つだったわけです。

 

「人形岩眺望所」奇岩!人形岩を観賞するなら(益田市人形峠)

人形峠(益田市 飯浦町)のピークにある「駕籠立て(かごたて)」という展望ポイント。
西は、飯浦港、三生島、鈩崎、東は三里ヶ浜、遠く鎌手海岸、高島…
季節や時々の天候、日本海の様子…風景が様々に変化するで、いつも何か新しい発見がある場所です。


さて、人形峠東側の眼下の岩場の中に「人形岩」という「奇岩」があることをご存知でしょうか?

実は、この岩は「見る場所」があります。

人形道を「駕籠立て(かごたて)」から、戸田方向にしばらく下ると海側に「人形岩眺望所」という案内看板(画像付き)があります。

人形岩眺望所 案内看板


ここが「人形岩」のベストビューポイントです。


ここから撮影した「人形岩」の画像です。

人形岩 益田市人形峠 海岸



高さは海面から頭のてっぺんまでで7.8メートルとのことです。


本体が黒色、肩から腰にかけて白っぽい茶の着物を羽織っている…どことなく高貴な人物がくつろいでいる雰囲気…感じませんか?

と、気持ちが和らぐような表現になりましたが…

この日の撮影現場は、陽の光にこそ恵まれていましたが、日本海からの北風と荒波の濤声…自然の力に圧倒されていました。

人形峠 夫婦岩 益田市


人形峠「駕籠立て」から小浜方面に「人形岩眺望所」過ぎ、さらに小浜方面に下った所からの見える「夫婦岩」とその周辺の海の風景。(夫婦岩は私が付けた名前です。)
【画像は2014年02月19日に再撮影】

人形道碑から中島庄屋の功績を知る(益田市 人形峠)

益田市飯浦町の人形峠(じんぎょう峠)
その最高地点の「駕籠立(かごたて)」から戸田方向に少し下っていくと、こんな案内板がありました。
白いボード状の素材に手書きによる「人形道碑」です。
この人形道碑の内容を知る事でこの道が「単なる旧道」といった感覚は無くなりました。

人形道碑 益田市人形峠

人形道碑 (訳)東京作詞家 伊吹とおる


道はもと山の頂上にあって、非常に険しく、往来する人達にとっては、誠に難儀なことでありました。
庄屋、中島正喜は、その事を大変心配し、ひとつこれはなんとかしようと思い立ち、公の仕事として、人々を動員し、工事にかかりました。弘化三年(一八四六)冬から嘉永元年(一八四八)夏までかかって、道を現在地に移す工事を仕上げたのです。

今ではこの道を往来する人々は何の苦労もありません。以前の山道を知っていた人たちも、何かのはずみで、そのことを忘れてしまい、しかも中島庄屋を初めとする、力役に参加した人々の功績を知らないなど、まことに残念なことであります。

そこで、碑にそのことを刻み、残したいと思います。

山を切り開いて、道を移したというその効果、現在、人々が何の苦労も知らず往来できるという現実として現われていることは、仁(いつくしみ)というものは、剣よりも鋭く強いものであるということを知るべきだと思います。

中島庄屋とその労務に参加し労働を提供した人々の功績は忘れてはならないものであります。
良く心の中の眼のくらみをはらって、もう一度その功績というものをみつめようではありませんか。

明治十五年一月立碑 飯塚正おり書


重機など当然無い時代…しかもこの場所(現場)。…さぞや難工事だったでしょう。
「人形道」は片側は、覗いてみると真下に海と岩場…ほぼ垂直の険しい断崖です。

人形道からの海


「道はもと山の頂上にあって、非常に険しく、往来する人達にとっては、誠に難儀なことでありました。」
どれほど「難儀」か、具体的にその位置的なものを確認してみましょう。

人形道と山頂

現在の人形道の「駕籠立(かごたて)」付近が赤矢印、「道はもと山の頂上にあって」という頂上付近が青矢印
当初は今の約3倍の高さを登る必要があったようです。
現在は、この山を「人形トンネル(国道191号線)」が開通しているのでさらに便利になっています。
「人形道」は既に「旧道」…「駕籠立(かごたて)」等の「景観スポットへの道」というのが主な役割でしょう・・・しかし、この人形道碑の内容を知れば、遠い昔、この道を往来したであろう多くの人々の「感謝の声」が聞こえてくるような気がするのです。
【画像は2008年12月撮影】

人形峠の駕籠立からの冬の日本海の景色(益田市 飯浦地区)

益田市の飯浦(いいのうら)地区の「人形峠」。
人形は「じんぎょう」と読みます。

日本海に臨む断崖絶壁。

画像は人形峠(じんぎょう峠)の車で行ける最高地点「駕籠立(かごたて)」断崖上から撮影したもの…
屏風岩と呼ばれる大岩とその周辺の様子です。

人形峠 駕籠立から日本海



この日の日本海は荒れ模様。迫力あるシーンがとれました。

人形峠 日本海 荒波 松


日本海の荒波が凄い!それを迎えうつ岩
そしてなにより…こんな激しい環境に耐える「岩の松の木」が凄すぎる


強風の中、決死の?撮影場所はここ(赤い矢印辺り)

人形峠 撮影地点


(画像手前の線路は山陰本線です)

今回の撮影場所「駕籠立(かごたて)」…地名の由来を説明してくれる看板がありました。

駕籠立 人形峠 益田市


駕籠立(かごたて)
西は、飯浦港、三生島、鈩崎(たたらざき)(県指定天然記念物)、東は、小浜海岸、三里ヶ浜、遠く鎌手海岸、高島が一望できる景勝地で、「人形峠からみた四季の日本海」として、益田十景に選ばれている。
藩政時代、津和野藩主が、飯浦視察の時、「駕籠」を止めて、この素晴らしい景色をながめながら、しばし休息したということから「駕籠立」と言う。

【画像は2008年12月撮影】

太陽の光に恵まれた時に撮影した同地の画像。
人形峠「駕籠立」からの屏風岩【2014年2月19日再撮影】
人形峠 駕籠立てより屏風岩