益田市の歴史・風景体験レビュー

益田市(島根県の西部)の資史料をもとに益田市の歴史・風景の魅力と課題をフィールドワークで体験レビュー。
 

島根県立万葉公園を楽しむ(益田市高津町)

島根県立万葉公園の花ナウ「ツートンカラーの桔梗」2015年7月11日(益田市 高津)

益田市の高津にある島根県立万葉公園。

本日(7月11日)。7月に入って久しぶりに晴れた朝ということもあり、

「今月はどんな花が咲いているだろうか?」と行ってみました。


島根県立万葉公園の東口駐車場に車を停め、万葉植物園方面に向かって歩いていたら…


ありました♪「桔梗(ききょう)」の花です。

桔梗 益田市 島根県立万葉公園 2015年7月11日



結構、まとまって咲いています。(そういえば、ウチでも(鉢植えですが)桔梗の花が咲いていたなぁ…)

「さて、接写(マクロ)モードで撮ろうかいな。」と近づいたところ、

なんだか様子が変です。ここの桔梗の花。


ツートンカラーの桔梗の花



見てください!!
桔梗3分の1青 益田市 島根県立万葉公園

花の色が、青と白の部分があります。しかもハッキリわかれて…


青と白のツートンカラーの桔梗の花
です。


そして、こちらは青白のハーフハーフ!!桔梗星人ですな♪

桔梗 青と白のツートン 益田市 島根県立万葉公園

ツツジとかで、2色の色が適度に混ざっている花は見たことがありますが、
この桔梗の花のように、こうもハッキリ色がわかれているとは……


桔梗ってかなり不思議な花!?…でも、もしや!?と思いネットで「桔梗 ツートンカラー」で検索してみたら、

ツートンカラーの桔梗の画像・投稿記事、いくつかありました。


「なんじゃ?もしかして、そんなに珍しいもんじゃないんじゃないか?」


と思われる人もいるでしょう。


ただ、それら投稿記事には皆さん「珍しい桔梗の花」と綴っています。(私も含めて。ハハハ♪)


さてさて、ここの桔梗でもう一つ驚いた事がありました。

それがコレ↓

桔梗同一の茎に青と白の花 益田市 島根県立万葉公園


ちょっと分かりにくいので信じがたいかもしれませんが…ナント!!同じ茎に、青と白の花が咲いているのです。

これまた、不思議さを感じさせる現象ですネ。


万葉集で「桔梗(ききょう)」を詠んだ歌


万葉集には「桔梗(ききょう)」を詠ったものが五首あります。


芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花 (8巻1538)


朝(杲) 朝露負 咲雖云 暮陰社 咲益家礼 (10巻2104)


展轉 戀者死友 灼然 色庭不出 朝容皃之花 (10巻2274)


言出而 云(者)忌染 朝皃乃 穂庭開不出 戀為鴨 (10巻2275)


和我目豆麻 比等波左久礼杼 安佐我保能 等思佐倍己其登 和波佐可流我倍 (14巻3502)


桔梗という文字がどこにもないじゃないか?と思う人もいるでしょう。


実は、これら五首それぞれに、「朝皃」、「朝(杲)」、「朝容皃」、「安佐我保」と記述された部分、読みは「あさがお」なんですが、当時「あさがお」とよばれた花が「桔梗」を意味するという説があるのです。


桔梗は「秋の七草」のひとつ


万葉時代の「あさがお」とは「桔梗」のことである・・・その根拠になるかどうかわかりませんが、

今回、ご紹介した五首の最初のもの

芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花(8巻1538)


は「秋の七草」が詠まれています。最後にみられる「朝皃」を「桔梗」とすれば、現代まで受け継がれている「秋の七草」が揃います。 ちなみに作者は山上憶良(やまのうえ の おくら)です。


余談ですが、「秋の七草」は「花」を楽しむことがテーマで、「春の七草」の「粥」とは趣が異なります。


では、なぜ、島根県立万葉公園では、(今回の桔梗は)7月に咲いているのでしょうか?

桔梗について調べてみたところ、開花時期が長い植物だという事がわかりました。

「みんなの趣味の園芸(NHK出版)」というサイトによると、桔梗の開花時期は6月~10月
とされていました。
※参照
⇒みんなの趣味の園芸(NHK出版)/キキョウの育て方

また、桔梗には多くの園芸品種があるということで、6月~7月にものは「早生種」だということもわかりました。

桔梗には多くの園芸種がある一方で「原種の桔梗」も存在します。


環境省 自然環境局 生物多様性センターのサイト「絶滅危惧種情報検索」によると

(日本)原種の桔梗(キキョウ)は絶滅危惧II類(VU)とされています。


※参照⇒絶滅危惧種情報検索(和名 キキョウ 学名 Platycodon grandiflorus) 


この原種の桔梗(キキョウ)こそ、万葉の時代に「あさがお」と呼ばれていた品種といえそうです。

島根県立万葉公園の花ナウ「紫陽花(アジサイ)」2015年6月13日(益田市 高津)

島根県立万葉公園、6月に入って、どんな花が咲いているか?

今回は、簡単に発見できました…「紫陽花(アジサイ)」です。

紫陽花が咲く斜面 島根県立万葉公園(益田市)

場所は、万葉公園の正面入り口~管理センターのまでの斜面をはじめ、園内のいろいろな所で咲いています。

紫陽花 並木 島根県立万葉公園(益田市)


万葉公園では「青色系」の紫陽花が多いようです。

紫陽花 島根県立万葉公園(益田市)


益田市は先週末から、暑い日が続いています、本当は、雨露を蓄えた、瑞々しい紫陽花の画像にしたかったのですが、叶いませんでした。


※島根県立万葉公園の「紫陽花(あじさい)」は、例年では6月後半ぐらいまで楽しめるとのことです。

「紫陽花(アジサイ)」について…



紫陽花s 島根県立万葉公園(益田市)


「紫陽花(アジサイ)」について調べてみました。
・紫陽花(アジサイ)の学名は Hydrangea macrophylla…アジサイ科アジサイ属だそうです。

(ネットの事典サイトではユキノシタ科という表記もありますが、それは、植物の分類体系で「新エングラー体系」でのもので、(新しい)APG体系ではミズキ目アジサイ科となっています。)


・紫陽花(アジサイ)の原産地はナント!!…日本♪


紫陽花(アジサイ)の原産地は日本であることがわかりました。

ただ、原種の形状は、これまでの画像にみられるものではありません。、

日本原産の紫陽花、原種は「額紫陽花(ガクアジサイ)」とよばれるもの。


・「ガクアジサイ」とはどんな紫陽花か!?

益田市内で、知り合いの人のお庭に咲いていた「ガクアジサイ」系の花の画像です。
(原種ではないと思いますが…)

ガクアジサイ系


で、これが、わが家にある「ガク系紫陽花」↓

ガクアジサイ系ピンク


島根県立万葉公園にもこのガクを持つ紫陽花による群落があります。

紫陽花 がく系 島根県立万葉公園 益田市


花だけをアップで見ると

紫陽花 ガク系 2島根県立万葉公園 益田市

万葉公園のこの紫陽花、額部の装飾性が高く実にいいですネ♪

場所は、万葉公園の中央駐車場から南口へ下る道路の左側です。

ちなみにこの南口に抜ける道路にも紫陽花がたくさん咲いています。


万葉集で「紫陽花」を詠んだ歌



県立万葉公園に咲いている紫陽花ですから、当然「万葉集」関連の情報も加えておくことといたしませう♪


万葉集には紫陽花を詠んだ歌が二首あります。

まずは、


事不問 木尚味狭藍 諸<弟>等之 練乃村戸二 所詐来(4巻773)


題詞は「大伴宿祢家持従久邇京贈坂上大嬢歌五首」の第四首にあたります。

作者は大伴家持(おおとも の やかもち)です。
※この歌では紫陽花は「味狭藍」と記されています。


他の四首は、


①人眼多見 不相耳曽 情左倍 妹乎忘而 吾念莫國(4巻770)
②偽毛 似付而曽為流 打布裳 真吾妹兒 吾尓戀目八(4巻771)
③夢尓谷 将所見常吾者 保杼毛友 不相志思<者> 諾不所見<有>武(4巻772)
⑤百千遍 戀跡云友 諸<弟>等之 練乃言羽<者> 吾波不信(4巻774)


次に、

安治佐為能 夜敝佐久其等久 夜都与尓乎 伊麻世和我勢故 美都々思努波牟(20巻4448)


題詞は「十八日左大臣<宴>於兵部卿橘奈良麻呂朝臣之宅歌三首」の第一首にあたります。

作者は橘諸兄(たちばなのもろえ)です。

この歌では紫陽花は「安治佐為」と記されています。


続く二首は、


奈弖之故我 波奈等里母知弖 宇都良々々々 美麻久能富之伎 吉美尓母安流加母(20巻4449)
③和我勢故我 夜度奈弖之故 知良米也母 伊夜波都波奈尓 佐伎波麻須等母(20巻4450)


この二首には「奈弖之故」…撫子(なでしこ)が詠まれています♪


☆話しは紫陽花の品種の件にもどりますが…
紫陽花は土壌のpH(ピーエイチと読みます)によって花色が変化したり、品種…形状(デザイン)もかなりたくさんありますよね…

万葉の時代の大伴家持や橘諸兄が見た紫陽花は花はどんな色で、どんな形状(デザイン)だったのでしょうか?興味が湧きますネ♪

蟠竜湖には昔、神社があった(益田市 蟠竜湖 水神社跡)

先日、高津町誌(復刻版)をながめていたら、ちょっと気になる地図がありました。


それは、益田市の高津の蟠竜湖(ばんりゅう湖 蟠竜湖県立自然公園)に関する事なんですが…

益田市の蟠竜湖(ばんりゅう湖)に昔、神社があったようなんです。


場所は蟠竜湖のこの場所、「水神社跡」と記載されています。

高津町誌 蟠竜湖水神社跡

蟠龍湖看取圖 高津町誌(復刻版)139ページ


蟠竜湖の表記について…現在は蟠「竜」湖ですが、本来は蟠「龍」湖だったようです。(私見ですが、「龍」のほうが、この湖の形状などを視覚的にも表現できていますネ♪)

上の図を見ると、かつては、蟠竜湖の「上ノ湖」と「下ノ湖」は完全に分かれていたことがわかります。(今はつながっていますが)

「水神社跡」の位置は、蟠竜湖の上ノ湖と下ノ湖をわける尾根上にあるようです。

「水神」とは一体どんな神様!?

水神社…「水神」とはそもそも、どんな神様なのでしょうか?まずは(手始めですが)wikipedia(ウィキペディア)で調べてみました。

水神(すいじん、みずがみ)は、水(主に淡水)に関する神の総称である。


日本の水神

農耕民族にとって水は最も重要なものの一つであり、水の状況によって収獲が左右されることから、日本においては水神は田の神と結びついた。田の神と結びついた水神は、田のそばや用水路沿いに祀られていることが多い。

また、水源地に祀られる水神(水分神(みくまりのかみ))は山の神とも結びついている

農耕以外の日常生活で使用する水については、井戸・水汲み場に水神が祀られる。

水神の象徴として河童、蛇、龍などがあり、これらは水神の神使とされたり、神そのものとされたりする。


以上、wikipedia(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%A5%9E
より引用。

蟠竜湖にナゼ「水神社」があったのか?

では、蟠竜湖になぜ「水神社」があったのでしょうか?
益田市の高津地区の歴史に詳しい方ならご存知でしょうけど…蟠竜湖って昔は貴重な灌漑用水源だったんです。

再び、高津町誌をみてみましょう。

蟠竜湖に「水神社」がおかれた経緯が記されていました。


水神社跡
所在地 高津町大字高津字水神堂


史実の大要及考證資料

唯心居士の疏通せる沖田灌漑用水の水源は沖田山の背後なる湖水 蟠龍湖より流出せる者にして、此の湖水の守護を祈願する為に津和野藩主の命により小祠を建て、明和四亥年來神主兩人立会ひ毎年祭事を行へり。


祠は湖の中央築堤の上方鬱蒼たる松林中にありて此所より湖水全部を観眺すべく風光幽閑なる位置なりしが、神社整理に依り明治39年鍋島山八幡宮に合祀す。


現状 松林繁茂せる平坦面積二十坪許りの山地あり。

(高津町誌(復刻版)107~108ページ)


蟠竜湖に「水神社」がおかれたのは「明和四年」、西暦で1767年ですから…今から約250年前になります。

ちなみに沖田灌漑用水(沖田疏水)の完成は宝永(寳永)4年(1707年)といわれています。
(※高津町誌(復刻版)134ページより)蟠竜湖の「水神社」は沖田灌漑用水(沖田疏水)が完成して60年後に建てられたことになります。

では、水神社は現在では、どこらあたりにあたるのでしょうか?…上記「高津町誌」の内容をもとに推測してみましょう。

水神社(跡)は現在では何処にあたるのか?


水神社(跡)は現在では何処にあたるのか?を検討する前に、まずは水神社を建てた理由についてふれておきましょう

・沖田灌漑用水の水源は沖田山の背後なる湖水 蟠龍湖より流出せる者にして、此の湖水の守護を祈願する為に津和野藩主の命により小祠を建て…

(本ページ、「水神とは?」で引用した)「日本の水神」での田の神、山の神の両方との結びつきも考えられます。

また蟠竜湖…その名にある竜…「龍」も水神の象徴(もしくは水神そのもの)として意味がありそうですね。


「水神社」があった場所については、

・「祠は湖の中央築堤の上方鬱蒼たる松林中にありて…」
(「中央築堤」?中央「尾根」ではないのでしょうか?) 

※追記
中央築堤は「尾根」部のことではなく、上ノ湖と下ノ湖をわける箇所(現在「橋」がある場所あたり)を指しているようです。「なぜあの橋の部分が「築堤」と表現されているのか?」については、当地には「
以前は、石組の暗渠で水路は通じていた。」という情報から理解することができました。

ここで「石組の暗渠」はいつごろ何のために施されたのか?…という新たな疑問が生じるわけですが…(現時点では根拠(史料)はありませんが)大雨での急激な下ノ湖の水位上昇から(蟠竜湖側の)間歩の入り口(入水口)を守る…「入水口でのオーバーフローを防ぐため」と考えられます。

また、一説に、蟠竜湖はそもそも「上ノ湖」「下ノ湖」は一体であり、中央の尾根に向けて地続きに(築堤)したという話もあります。
(この辺りの資史料がないため、真相はわかりませんが…)

・「此所より湖水全部を観眺すべく風光幽閑なる位置」


・「松林繁茂せる平坦面積二十坪(66㎡ ざっと約8m×8m)許りの山地あり」


となれば場所はある程度限定できそうで、(いろいろ調べた結果)どうやら島根県立万葉公園の管理センターの対岸で一番高い所となりそうです。

水神社跡があると考えられる場所(益田市蟠竜湖)


今日(2015年6月13日)実際に島根県立万葉公園の管理センター側からこの地点を撮影してきました。

水神社跡があると考えられる場所画像(益田市蟠竜湖)


水神社跡の面積は約二十坪…約66㎡ といいますから、目安として約8m×8m程度の平坦地となりますネ♪
今度探検してみませう♪

※蟠竜湖の水神社跡…見つけることができたら、投稿しますね。

蟠竜湖の「水神社」のその後は何処へ?

さて、蟠竜湖の「水神社」はその後どこへ行ったのでしょうか?そして今はどうなってるのでしょうか?
高津町誌(復刻版)のよると、


・神社整理に依り明治39年鍋島山八幡宮に合祀す。
とあります。

明治39年は西暦で1906年。蟠竜湖の「水神社」は「明和四(1767)年から約140年後に鍋島山八幡宮に合祀されたといいます。

はて?「鍋島山八幡宮」ってどこにあるのでしょうか?

引き続き、鍋島山八幡宮についても調べてみることにしましょう。


つづきはコチラ!!⇒蟠竜湖から鍋島山八幡宮に移った「水神社」(益田市 高津)

【おまけ】
今日の島根県立万葉公園…管理センターあたりには「紫陽花(あじさい)」がとてもきれいでした。

島根県立万葉公園 紫陽花 20150613


万葉公園の紫陽花については…恒例の「花ナウ」で特集します♪

島根県立万葉公園の花ナウ「山法師(やまぼうし)」2015年6月3日(益田市 高津)

6月になりましたネ。恒例の益田市の島根県立万葉公園の「花ナウ」…
益田市の島根県立万葉公園ではどんな花が咲いているのでしょうか?

今回の島根県立万葉公園の「花ナウ」

早速、島根県立万葉公園の管理センターに聞いてみました。

「6月になったんじゃけど…島根県立万葉公園「花ナウ」はなんですのン?」

対応してくれたのは例の女性。
例の女性についてはコチラの投稿記事をご参照ください。
⇒島根県立万葉公園の花ナウ「泰山木」2015年5月26日(益田市 高津)

「えっ!?…万葉公園6月の花ナウですか?… …」

「もしかして…無いんですかいのう?」

「いえ、ちょちょちょっと待ってよ!(おじさん) 詳しい人に聞きますから…」


で、ちょっと待っていたら…

「わかりました!…山法師(ヤマボウシ)です♪」…と。
(たぶん、万葉公園の所長様に聞いたんでしょうね)

「ほう、ヤマボウシですかいねい!?…でそれは「万葉植物園」のどこら辺にあるんでしょうかネ?」


「それは…」

ということで、早速、益田市の島根県立万葉公園に行ってみました。

2015年6月3日…この日の益田市は午後から青空と結構いい感じの雲も見えました。


「山法師(やまぼうし)」

島根県立万葉公園 ヤマボウシ 益田市高津


山法師(やまぼうし)(学名:Benthamidia japonica)
ミズキ科

万葉名:柘(つみ)

島根県立万葉公園 ヤマボウシ 益田市高津2

で、これらの山法師(やまぼうし)の画像、その場所なんですが…
万葉植物園とか、万葉…とかの冠が付いた場所ではなく、島根県立万葉公園の『正面口駐車場』なんです。

下の図面の「ココ!」です。

島根県立万葉公園 ヤマボウシの花が見れる場所

あっ、ちょっとわかりにくいですかネ。もう少し詳しい画像にしてみましょう…益田市の島根県立万葉公園「正面駐車場」の場所!

島根県立万葉公園 正面口駐車場 ヤマボウシ

ところで、
万葉集には「山法師(やまぼうし)」…「柘(つみ)」に関連した歌が三首あります。

島根県立万葉公園 ヤマボウシと青空 益田市高津


仙柘枝歌三首とよばれるものです。

・霰零 吉美我高嶺乎 險跡 草取可奈知 妹手乎取    (3巻385)
・此暮 柘之左枝乃 流来者 梁者不打而 不取香聞将有(3巻386)
・古尓 梁打人乃 無有世伐 此間毛有益 柘之枝羽裳  (3巻387)


セットで掲載しておきますネ。

島根県立万葉公園 ヤマボウシ 益田市高津up


柘枝伝説(つみのえでんせつ)…って結構面白い♪
よかったら調べてみてくださいまし♪

島根県立万葉公園の花ナウ「泰山木」2015年5月26日(益田市 高津)

益田市の高津にある島根県立万葉公園、今回の「花ナウ」は「子どもの広場」で発見した「花」


白くてとても大きな花です。

タイサンボクの花 島根県立万葉公園 こどもの広場


一見、「朴の木(ほおのき)」の花に似ています。が…

高津柿本神社 朴の木


「葉っぱ」が異なりますよね。 じゃあ、いったい何の花なんでせうか?


島根県立万葉公園の事務所に電話して尋ねてみました。

「(島根県立万葉公園の)『子どもの広場』の四阿(あずまや)の近くにある避雷針の傍にある木にデカい白い花が咲いているのですが…ありゃぁ、一体何の花でござりまするか?」

すると、若々しい女性のスタッフ(多分とても可愛い女性…声でわかる!!)

「ちょっと私には、わかりませんので、詳しい人に聞いてみますネ…♪」

と、潔い対応…好感がもてました…しばらくして、


(男性の声…ちょっと怖い感じでしたが…)


「(島根県立万葉公園の)『子どもの広場』の四阿(あずまや)の近くにある避雷針の傍にある木にデカい白い花…かね!?…ありゃ、泰山木(タイサンボク)ちゅう木の花、学名はMagnolia grandiflora…モクレン科。
ちなみに朴の木(ほおのき)もモクレン科。花、似とるじゃろう。

タイサンボクの木 島根県立万葉公園 子どもの広場 益田市


「おおっ、泰山木(タイサンボク)といふのでございますか!? 学名はMagnolia grandiflora…モクレン科…まっこと見事な白い花じゃき…びっくりして、思わずお尋ね申し上げた次第でございます。しかも泰山木(タイサンボク)も朴の木(ほおのき)も同じモクレン科といふ事まで教えてくれて…お忙しいとこ、まっこと申し訳ございませんでした。」

「ハハハっ…そが~に、気にせんでもエエよwww♪
(訳:そんなにきにせんでもいいよ)」

と、一変して陽気な声色で笑ってもらえました♪(ホッ…)


あとで、わかったんですが、島根県立万葉公園の事務所の所長様が即座に対応してくれたようです。(大感謝♪)

島根県立万葉公園の花ナウ…泰山木(タイサンボク)の花、場所はこの辺りです。


県立万葉公園 タイサンボクの花が見れる場所(益田市)


あっ、わかりにくですか?…ですよネ~。

では、島根県立万葉公園のパンフレット

島根県立万葉公園  パンフレット


このパンフレット内の地図(「子どもの広場」を拡大しています。)

「泰山木(タイサンボク)の花」が見れる場所をご案内しましょう♪

島根県立万葉公園  パンフレット「子どもの広場」タイサンボク

※今回の島根県立万葉公園の「花ナウ」は2015年5月26日のことです。この日より離れたらこの泰山木(タイサンボク)の花は見れません(あらかじめご了承くださいまし)


タイサンボクの花 島根県立万葉公園 子どもの広場 益田市


泰山木(タイサンボク)モクレン科ということなので…白木蓮(ハクモクレン)の花↓も掲載しておきます。

風の丘広場 モクレン2アップ



この白木蓮の画像は今年(2015年)の3月に、「風の丘広場」(萩・石見空港に隣接)で撮影したものです。

で、余談じゃけど…

島根県立万葉公園「子どもの広場」の一番奥から見える益田市の風景は…まっこと「絶景」じゃねぇ~♪

島根県立万葉公園 子どもの広場からの益田市の風景


島根県立万葉公園の花ナウ「花菖蒲」2015年5月26日(益田市 高津)

島根県の益田市にある「島根県立万葉公園」内の「万葉植物園」に「花」を探しに行ってきました。

健康増進というか、足のリハビリがてらの運動のためですが…

ここ(万葉植物園)は何時いっても、なんらかの「花」に出会えます…それが「万葉植物園」が面白いところなのでせう。
それと、こんな広大な公園を管理されているスタッフの皆様には敬服しています。

で、今回の「花ナウ」は「ハナショウブ(花菖蒲)」でございます。

ハナショウブ 島根県立万葉公園 万葉植物園 益田市

場所は島根県立万葉公園内の「万葉植物園」

島根県立万葉公園 万葉植物園 全図 益田市


おっと、これではわかりにくでしょうから

島根県立万葉公園 万葉植物園 ショウブの場所


万葉植物園のこの場所にハナショウブが咲いています。

万葉植物園の小川(この日は水はなし)…湿地に育っていました。

近くに、以下のような案内がありました。

札 ショウブ 菖蒲 万葉植物園 島根県立万葉公園 益田市


現代名 ショウブ
万葉名 あやめぐさ

水辺に生える多年草。全草に香りがあり、端午の節句には根茎や葉でしょうぶ湯をたてます。 (サトイモ科)


こちらの案内はサトイモ科(もしくはショウブ科)のショウブ
学名は「Acorus calamus」のものでした。


今回の画像はハナショウブ(花菖蒲)で学名は「Iris ensata var. ensata」…アヤメ科です。

ショウブ 菖蒲 万葉植物園 島根県立万葉公園 益田市2

ショウブ(Acorus calamus)とハナショウブ(Iris ensata var. ensata)…葉は似ていますが花はかなり異なります。

最後に、おまけ的に・・・今一度、ハナショウブ…赤い虫付きです♪

ハナショウブ 花菖蒲 万葉植物園 島根県立万葉公園 益田市


島根県立万葉公園の「人麻呂展望広場」を楽しむ(益田市高津)

益田市の高津にある「島根県立万葉公園」。
広大な公園で、総面積は48.4haといいいます。
(※面積は公園管理センターの方から教えてもらいました。)


「万葉」という名がつく公園なので、公園内にはいたるところに万葉集にある数々の古の歌がしるされた立札があります。

不思議なもんで、自分がよく知っている歌をみつけると、なんとなく親しみが持てるものです。
その歌がつくられた背景とか周辺知識がぶわっと頭の中に広がってくるんですネ♪


「島根県立万葉公園」には、テーマを持った「広場」がいくつかあります。
今回、注目したのは「人麻呂展望広場」…人麻呂に関連する35(首)の石の歌碑が集められています。

まずは、広大な「県立万葉公園」内での「人麻呂展望広場」の場所

人麻呂展望広場の場所 島根県立万葉公園 (益田市)


「人麻呂展望広場」の場所、上の案内板を部分拡大してみましょう。

人麻呂展望広場 拡大 島根県立万葉公園 (益田市)


「人麻呂展望広場」入り口はこんな感じ…

人麻呂展望広場 入口 島根県立万葉公園内


「人麻呂展望広場」とは!?

島根県立万葉公園の「人麻呂展望広場」とはいったいどんなコンセプトで造られたのでしょうか?
「人麻呂展望広場」にはこの広場だけを特集したガイドパンフレットがあります。

島根県立万葉公園 人麻呂展望広場 パンフレット


このパンフレット内にわかりやすい説明がありました。


人麻呂展望広場
 この広場には「歌聖・柿本人麻呂」が天武・持統朝時代(七世紀後半)に大和で宮廷歌人として詠った歌、人麻呂や地域にゆかりのある歌の中から三十五首を歌碑として配置しています。歌碑は島根県産の福光石の板に彫り込んでいます。広場は万葉集にちなんだ植物や石によって人麻呂の旅した山河や、石見の風景を表現しています。また広場からは石見の雄大な海をはじめ、万葉集に詠われた山々を望むことができます。

 万葉の花や美しい景色を楽しみながら、ゆったりと人麻呂の歌心にふれてみませんか。


    パンフレット:『島根県立万葉公園 人麻呂展望広場「柿本人麻呂の歌の世界にふれる庭」』より


「人麻呂展望広場」の構成について


人麻呂展望広場の構成 島根県立万葉公園 益田市t

パンフレット内のイラストをみると、「人麻呂展望広場」は「大和・旅の広場」と「石見の広場」の2つの広場で構成されていることがわかりました。


それぞれの広場にある「歌(歌碑)」は

・大和・旅の広場…人麻呂が宮廷歌人として大和で詠った歌、旅の途中で詠った歌
・石見の広場…人麻呂が石見で詠った歌をはじめ、島根にちなんだ万葉歌

という考え方で分類され集められているといいます。


私論「人麻呂展望広場」の楽しみ方

「人麻呂展望広場」は、歌碑を楽しみながらゆったりとすごす場所です。
万葉の時代をある程度もった人が数名で、一つ一つの歌碑を前にして、歌にかかわること…解釈からはじまり作者の事や時代背景について「語り合う(知識を交換する)」…なんて楽しみ方ができたら、それはそれは最高の時を過ごせると思いますぞ。


おまけ…「人麻呂展望広場」…豆知識

ここまで、読んでくれた方へのささやかな感謝の気持ちとして「人麻呂展望広場」豆知識。

歌碑は「福光石」でできている

ここの歌碑の素材は「福光石」…。(これはパンフレットを見なかったら知ることもなかったでしょう♪)


ちなみに、「福光石」は「ふくみついし」と読むそうです。島根県大田市温泉津町福光が産地とのこと。
また、世界遺産「石見銀山」の「五百羅漢」のすべての羅漢像、そして「五百羅漢」にある3つの石橋、ともに福光石でできているそうですよ♪


柿本朝臣人麿獻泊瀬部皇女忍坂部皇子歌


パンフレット:『島根県立万葉公園 人麻呂展望広場「柿本人麻呂の歌の世界にふれる庭」』で、この歌碑(三番歌碑)は、万葉集2巻194とあります。


島根県立万葉公園 人麻呂展望広場 歌碑三番 



題詞 柿本朝臣人麿獻泊瀬部皇女忍坂部皇子歌 ですネ♪

県立万葉公園「人麻呂展望広場」の万葉仮名の歌碑(益田市にて)

先日、益田市高津にある島根県立万葉公園の「人麻呂展望広場」という場所に行きました。

※ヒトマロの表記はこの広場では「人麻呂」で、益田市で好まれる「人麿」ではありません。
(個人的には、柿本人麻呂の表記の方を好みます。)


島根県立万葉公園の「人麻呂展望広場」パンフレットを読んでみたところ、この広場には全部で35の自然石の歌碑があるそうです。

島根県立万葉公園 人麻呂展望広場 パンフレット

碑に刻まれている「歌」は、この地に合わせ、万葉集、人麻呂の歌を中心となっています。


この広場の奥の四阿(あずまや)に進むと、とある歌碑が目に入りました。

人麻呂展望広場 稲岡耕二氏 自筆の歌碑の場所

理由は…

稲岡耕二氏 自筆の歌碑 小竹之葉者


小竹之葉者 三山毛清尓 乱友 吾者妹思 別来礼婆  
柿本人麻呂


この歌碑だけが「万葉仮名」で文字が刻まれているんですネ。

(万葉集は原文…万葉仮名で感じるのが一番!と思っていますので「これは、イイね♪」って思うわけですよw…初心者はちょっと苦労はしますけど)


で、気になったので、この「万葉仮名」の歌碑につて調べたところ、かの稲岡耕二先生による自筆の歌碑であることがわかりました。

パンフレットには以下の説明がありました。

稲岡耕二氏自筆の歌碑
東京大学名誉教授。柿本人麻呂研究の第一人者であり、多くの著書も出版している。平成十一年万葉公園「まほろばの園」の竣工を記念して設置した稲岡氏自筆(万葉仮名)の歌碑を移設したもの。

パンフレット:『島根県立万葉公園 人麻呂展望広場「柿本人麻呂の歌の世界にふれる庭」』より



稲岡耕二先生の著書は、

万葉表記論 、人麻呂の表現世界等々「歌」そのものの表記、構造についての詳細な解析的内容が多く、読み手側にもある程度の専門知識と集中力がいります。(益田市立図書館にも何冊かありますよ♪)

ただ、『王朝の歌人 柿本人麻呂 集英社 1985年4月25日』に関しては、柿本人麻呂の伝記的内容です。

王朝の歌人1柿本人麻呂 稲岡耕二


この本は、気楽に読めて、内容も面白かったなぁ…という記憶があり、今回を機会に再読しています。

鳥詠む 小竹之葉者

益田市 島根県立万葉公園の「三葉躑躅」と「朴の木」と

益田市高津の「島根県立万葉公園」。その「万葉植物園」…


数日前(4月末か?)


「万葉植物園...5月初旬での見ごろの「花」は何ですのん?」

と万葉公園の事務所に尋ねたところ、

「三葉躑躅(ミツバツツジ)と朴の木(ホオノキ)です♪」と…

うん?「三葉躑躅」?、今頃だっけか?…と疑問は若干ありました。


本日(2015年5月5日)、天気も良く、そこそこの青空だったので観賞しに行くことにしました。


糸トンボ カット


まずは、「朴の木」と「三葉躑躅」の場所の確認しました。



島根県立万葉公園内「万葉植物園」での植物の探し方



万葉植物園のこの看板は便利です♪

万葉植物園 益田市高津s

上の看板の下の部分には、植物名が「あいうえお」順になってまして…興味のある植物名をみつけたら、その番号を確認します。

島根県立万葉公園 万葉植物園 朴の木と三葉ツツジのナンバー


ホオノキは87、ミツバツツジは91です。

そして看板内の番号を探しだせさえすれば(バラバラなもんで結構、時間はかかりますが)…だいたいの場所がわかるんです。

益田市 万葉植物園 朴の木と三葉躑躅の場所


で、「三葉躑躅(ミツバツツジ)」と「朴の木(ホオノキ)」の場所を確認した上で、いざ現地へ!!


まずは「朴の木」

ほおのき 木 島根県立万葉公園 万葉植物園

あれっ?花が無いです。変ですねい?この時期?
でも、根元には「ほおのき」とする看板が…

ほおのき


でも、「朴の木」の葉、さすがに素晴らしい!!

朴の木の葉


東京のそこそこの料亭での接待(数回ですが)・・・「朴の木」、その葉の実用性を実体験していますもんで(なつかしい~♪)


しからば…「三葉躑躅(ミツバツツジ)」はどうかいねい…


お次は、「三葉躑躅(ミツバツツジ)」!!


「三葉躑躅」の花が5月に…万葉公園事務所からの情報でしたが…これは、最初っから怪しかった…
私の記憶では、ここ益田市の島根県立万葉公園。

初めて「三葉躑躅」を見た時の記憶…3月か4月初旬か?…体感的記憶に「肌寒かった時期」というがありましたもんで。

時は5月、ここは益田市…やはり!見事に花はありませんのう…。

三つ葉躑躅の葉


花は無し!じゃが(でも)、森の精霊が現れた…


でも、さすが高津柿本神社の「元」鎮守の森への純信な輩にならば、この「残念」をフォローをしてくれるもんがいるんです♪・・・「元」鎮守の森に精霊が現れました。

精霊糸蜻蛉(イトトンボ)♪


糸蜻蛉…最初は、警戒されて、撮影しようとするとパッと飛んで行ってしまうんでが…


ここの糸蜻蛉、馬鹿ではないようです…蜻蛉(トンボ…せいれい目)、きっとこのような場では精霊の類なのでせう。


「おまえの綺麗な光を撮らせておくれよ♪」 という思いが伝わったのか…
しばらく、じっと姿を見つめていると、

「ほお、ならば好きにせい」・・・的な雰囲気になり近接(マクロ)で撮れました♪

糸トンボ 島根県立万葉公園20150505


ほおといふ はなおもへども みつはばに
                                          あらはれたるるは いとしせひれい


ありがとう♪

ちなみに、この日より数日前に、高津柿本神社の「朴の木」は花が咲いていました。

高津柿本神社 朴の木

益田市で泡様の白花の穂を持つ樹木を発見(島根県立万葉公園にて)

昨日、益田市の島根県立万葉公園に行ってきました。

目的は、ウォーキング。天候と空気がいい日には島根県立万葉公園でウォーキングが楽しめるので、足の筋力も徐々にですが復活しています。

皆さんは、益田市の島根県立万葉公園内には、森林内に設置されたウォーキングコースがあることをご存知でしょうか?

今回はまず、昨日(実は今日も)観察した、島根県立万葉公園内の森林内に設置されているウォーキングコースで…偶然、

泡様の白花の穂を持つ樹木


を発見した!というお話です。

早速ですが「泡様の白花の穂を持つ樹木」の画像です。

益田市 万葉公園 白い花の穂がある木


なんだ!この白!…まるで淡雪のような白色です。


幻想モードですが(ハハハッ)

益田市 万葉公園」白い花の穂と月の風景

淡雪のような白色の花が咲く丘の上に、淡い半月もみえておりまする♪


で、今日、地元の尊敬する先輩に呼び出されて、このコースを訪れることとなってしまったので、

ついでで、接写系の撮り方した画像↓

益田市 島根県立万葉公園 白い穂がある木up


【この樹木について…】

島根県立万葉公園のウォーキングが楽しめるコース内の泡様の白花の穂を持つ樹木について

のべ2時間調べたところ…否、実は樹木の名前は正確には分からなかったのですが(汗)


どうやら「椎の木」の系統だと…でも、一般的な椎の花の場合、黄色がかっているのですが、この樹の花は純白でした。

今日現在、島根県立万葉公園のウォーキングコースでは、山桜の花は当然、そして山躑躅(やまつつじ)の花も散り去りる中、唯一の「花姿」。…魅了です♪

【おまけ…万葉藤園の藤の咲がら…2015年4月28日】

島根県立万葉公園 万葉藤園 20150428



ほぼ、満開ですよ♪・・・一方、白華美短藤(しろかぴたんふじ)はギリギリですが…

明日は当地では「万葉まつり」の日ですね♪

役員とかスタッフとかに、よほどの雨男とか雨女がいなければ、天候は問題ないようです。


では、おやすみなさいまし♪

白花美短藤を観賞 益田市の島根県立万葉公園「万葉藤園」藤の回廊

島根県立万葉公園は益田市の高津地区にある公園。

とても広い公園で、そこには様々な植物、未知なる植物との出会いがある場所です。

今回、素晴らしいと思ったのは、「万葉藤園」。


長大な藤の花の連なりが楽しめそうです。

「楽しめそうです」…というのも、今年4月22日(水)に、この場所に訪れたのですが、

(いわゆる)普通の藤(品種は万葉公園さんに尋ねましたが不明とのことw)は「五分咲き」でしたので、来週…特に「万葉公園まつり」というイベントがある4月29日ごろは満開の藤の花を楽しめるのではないでしょうか?
(あとは天候次第ですネ?)


で、今はというと…
正確には、3日前。万葉公園の「こいのぼり」を投稿した日 
4月22日⇒こいのぼりの大群が島根県立万葉公園に出現した風景(益田市高津)


「万葉藤園」の西側の「白花美短藤」が見事でした♪

白花美短藤 島根県立万葉公園1


実はこれが、白花美短藤かどうかは、不明です。ごめんなさい!!

(一応、島根県立万葉公園さんには尋ねて、調べてもらったのですが…花の好きな職員さんでも「わからない」ということでした)

白花美短藤 島根県立万葉公園2


ですので、違うかもしれませんが…白花美短藤
園芸家様の世界では「カピタン」と呼ばれている品種だと思って(思い込んで)画像を掲載しますネ♪

白花美短藤 島根県立万葉公園3


画像では(当然わからないわけですが)マルハナバチが五月蠅(うるさ)かったです。

というかナゼ「マルハナバチ」が益田市にいるのでせうか?

【おまけ】
島根県立万葉公園の万葉藤園(画像ではわかりにくいのですがV字型で全長200m以上の藤棚です。万葉公園まつりは4月29日ということですから・・・もしかしたら満開で、素晴らしい藤の回廊の風景が楽しめる…と思います。)

万葉藤園2



品種不明の万葉公園「藤の花」の様子。

島根県立万葉公園 藤(品種不明)20150422



こいのぼり幻想モード(↓この画像はフィクションですw)

万様こいのぼり風景 幻想モード


おしまい♪

こいのぼりの大群が島根県立万葉公園に出現した風景(益田市高津)

4月22日の今日、益田市の高津にある、島根県立万葉公園へウォーキングへ。

万葉公園の中の「万葉植物園」の植物の変化の様子を楽しもうと東口駐車場に向かったところ…


万葉公園東口の天空の様子に大変化が!!

島根県立万葉公園の「進撃のこいのぼり」の風景(益田市高津)1


おおっ、こいのぼり♪・・・しかも群れで泳いでおるではありませんか!?


確かに、いつもこの季節、万葉公園のこの場所には、たくさんの「こいのぼり」が揚げられていることは知っていました。


ただ、これまで益田道路からしか見たことが無かったので、万葉公園の東口駐車場から間近にみた「こいのぼり」達の迫力の風景は初めての体験です。


近くで見て初めて分かったのですが…大型の「こいのぼり」もたくさん泳いでいます。

島根県立万葉公園の「進撃のこいのぼり」の風景(益田市高津)

目的のウォーキングのことはすっかり忘れ…

万葉公園の「こいのぼり」の群れの撮影にすっかり没頭してしまいました。


せっかくなので、撮影スポットをご案内しましょう。

まずは、「四季のもり」から…

島根県立万葉公園の「進撃のこいのぼり」の風景(四季のもりより)


時間帯的に逆光になりましたが、「四季のもり」からは「こいのぼり」達の姿を一番間近に楽しめます。


ここでいったん休憩。

若葉の時期の万葉植物園あたりの風景を撮ってみました。

万葉植物園を四季のもりからの樅の風景


新緑が綺麗です♪ 画像中央上の「樅の木」は相変わらず貫禄ありますネ♪柳の大木もあったんですね!(下からは気付きませんでした。)

ふと、先日まで満開であった桜の枝先をみてみると。

益田市 さくらんぼ 島根県立万葉公園


かわいい「さくらんぼ」。赤く色づいておりました♪

やすらぎの家の前を通過し…またまた、ちと休憩…歳ですかねwww

島根県立万葉公園の「もみじの若葉」遮光の風景


もみじの新緑…若葉の遮光カーテン…素敵です♪

で、やっとこさ、(さっきの撮影場所の真反対側まで歩いての)「きょうどのもり」から…

万葉公園の「こいのぼり」の風景(きょうどのもりより)


こちらは、光り的には問題はないのですが…島根県立万葉公園に「進撃のこいのぼり」群を見下ろす角度になるため少し迫力に欠けますネ。

と、なんだかんだ、万葉公園の「こいのぼり」の群れの撮影に夢中になってしまいました。

ふりかえって思うと…階段や坂道を、あがったり、おりたりして…結果的にいつものウォーキングよりはるかに高い強度の運動をすることができて…体も満足!!

万葉公園の皆さん!ありがとう♪

最後に島根県立万葉公園の東口の場所はコチラ↓

島根県立万葉公園東口の場所(益田市高津)


結局、ぐるりと散策してなんですが・・・万葉公園の「こいのぼりの群れ」の風景に一番迫力を感じたのは…実は…東口の駐車場からでした(ハハハ♪)

益田市 島根県立万葉公園東口 こいのぼり


おまけ…こいのぼり「幻想モード」を一枚ですが・・・追加しました(2015年4月24日)

万様こいのぼり風景 幻想モード




では、おやすみなさい♪