益田市の猫島ってご存知ですか!?


益田市の小浜地区の海岸に「猫島」とよばれる岩があります。


先日(2014年2月16日)午前中、冬の季節、山陰地方としては、久しぶりに青空だったので撮影に向かいました。

ところで、益田市の皆さん!小浜の「猫島」って知ってましたか?


私が「猫島」の存在を知ったのは、今から1~2年位前、季節は夏、東京からの客人から「綺麗な日本海を眺めてみたい!!」というリクエストがあったことが発端でした。


東京の客人には、人形峠の「駕籠立て」から始まり⇒小浜の海岸・持石海岸というルートで案内しました。

人形峠の「駕籠立て」にて一通りの蘊蓄を述べて、いよいよ、小浜の海岸…砂浜の中に岩がある風景。

益田市の小浜地区の猫島です。防波堤に沿った道を、猫島の真後ろから向かって左側に数メートル進んでみるとこんな感じに見えます。(と、淡々と語っていますが、このアングル情報は重要ですヨ)

猫島 益田市小浜海岸

猫島…分かりましたか?(陽の光をあびながら気持ち良さそうに眠っている「猫の後ろ姿」という感じに私は解釈しています。)

MAP・場所(航空写真):猫島 益田市小浜



そして、ここに『「朝明けの潮」と猫島‐皇居とつながる小浜の海‐』という不思議なタイトルの案内看板が立っているのです。本当に驚くべき事柄が書かれていました。

看板の内容には…
なんと!かの現代日本画家の巨匠 東山魁夷 画伯の名が、そして朝明けの潮」という大作(大壁画)の事が何とも信じがたい内容です。凄いことです。
朝明けの潮と猫島 益田市 小浜地区


当時、当初は、皇居のお話ですから、私など、詳細は知る由も無い事。

ただただ、この看板の内容には驚き。同時に、もしかしたら「地方地元のとんでも歴史情報!?」と思いました。


さらに、自宅に戻りネットにて、「朝明けの潮」を検索したところ…「山口県長門市の青海島瀬叢(せむら)をモチーフにしたもの」というサイト(長門市関連)がありましたため、私的には、一旦興味は薄れたのですが…

やはり、気になるものです…

今年(2014年)2月の初めごろ、益田市の歴史に関する、ある資料を求めて、益田市立図書館を訪れた際、目的の資料が「益田市立図書館には無い」とのことで、大人げなく愚痴りそうになった時、「あっ、そうそう」と、たまたま、数年前の体験、東山魁夷の件。「朝明けの潮」…について思い出し。

当、図書館のレファレンスサービスの方に御苦労いただき探しあてていただきました。(感謝!!)


結果、「猫島」と東山魁夷の「朝明けの潮」の関係について、とても有意義な資料にたどりつくことができました。(実は、その発見を伝えたく、今回、2013年2月16日に小浜海岸の猫島とその周辺の撮影に行ったのでした。)

具体的には、次回の投稿にて…。

【2014年2月20日追記】
※この案内板の文章には、以下のように修正したい部分があります。
東山魁夷 画伯の
東宮御所での1960年といえば作品※『日月四季図』が完成した年です。
朝明けの潮」は制作期間は1966年(昭和41年1月)から着手。1968(昭和43年4月)に完成。
場所は、新宮殿長和殿、「波の間」。
スケールは、(「一角」という表現も適切では無く)縦約3.8メートル×横約14.3メートルの大壁画


※1東山魁夷 画伯ご執筆の「唐招提寺への道」<新潮選書>の144頁に「昭和三十五年に東宮御所壁画「日月四季図」を描いた時…」という記載があります。