益田市の式内社について特集を組んで早1年。

やっとのことで染羽天石勝神社(そめばあめのいわかつじんじゃ)について投稿の機会(決心)を得ることになりました。

染羽天石勝神社は式内社益田市に現存する4つの「延喜式内社」(「式内社」)のうちの一つです。


染羽天石勝神社は「春日氏、春日族」の創設故、これまで以上の緊張感をもって記述しなければなりません。

染羽天石勝神社本殿


■御祭神
主祭神:天石勝命
相殿神:伊邪那岐神 伊邪那美神 天照大神 国常立神 事解男神
    速玉男神 忍穗耳神 瓊々杵神 彦火々出耳神 葺不合神
    軻遇突智神 埴山姫神

染羽天石勝神社の手水舎の傍には、益田市の教育委員会による
「染羽天石勝神社 本殿」に関する案内板があります。

益田市の教育委員会作成の案内板「染羽天石勝神社 本殿」内容…公費でつくった看板ですw

染羽天石勝神社本殿 説明


内容を読み込んでいくと
「染羽天石勝神社本殿」は国指定重要文化財とあります。
「染羽天石勝神社本殿」の案内板では、国指定重要文化財の指定となったのは昭和4年4月6日とあります。
昭和4年・・・1929年のことです。

実は(ご存知の方も多いと思いますが)指定された「昭和4年」時点では「国宝」でした。

益田市の教育委員会が作った「染羽天石勝神社本殿」の案内板…「国指定重要文化財の指定となったのは昭和4年4月6日」という(事実)それ以外を読んでみると、大事な部分がわかりにくい!

これは、教育委員会のスタッフ本人の言葉ではないようです。
いわゆるコピペ、受け売りですねw)・・・3月12日追記です…スイマセン、コピペとか受け売りレベルではないようです。コレ単純に妄想レベルの情報です。見ればわかる記述の間違いがありますんです。
具体的には次の投稿で…

問題個所↓

本殿は三間社流造で、三間×三間の身舎の前に奥行一間の吹き放し板張りの庇床(ひきしゆか)をもうけ、両側のみに高欄付の縁をもちます。このような構造は、重要文化財指定の建造物の中では唯一のものです。


と書かれてますが。わかります?伝わります?・・・よほど神社建築に精通したひとでなければわかりません。

というか(誰か知りません)書いた本人が分からない述語で述べているのだから、伝わるはずがありませんよネw

そのへんは、後日フォロー(批判)するとして。

フォローしました♪↓(2015年3月12日)
⇒益田市の染羽天石勝神社の本殿の現地の案内看板への疑問

益田市Tips!
益田市の染羽天石勝神社への御参拝は、

晴れた日の「午前中」がおススメです!!

本殿の向きが「東南東」だからです。太陽のパワーは午前中。

さて次回から、より細かく「染羽天石勝神社」について語ります。


場所(MAP):染羽天石勝神社(そめばあめのいわかつじんじゃ)
島根県益田市染羽町1-60