益田市鎌手地区にある「唐音水仙公園」…「水仙の里」とよんでいる鎌手地区で水仙が一番たくさん植えられている場所です。

当地の名称については、キーワード「水仙」と国指定天然記念物「唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)」の「唐音」をセットにしたというのは、なかなかナイス!!な発想だと思います。


前回は、「唐音水仙公園」の風景…概観的な内容でした。

※ご参照⇒益田市の「唐音水仙公園」を6年ぶりに訪ねた風景(鎌手地区)

今回は、公園内の「水仙の花々」について語ろうと思います。

早速ですが2015年2月8日(日)の「唐音水仙公園」の水仙咲きあふれているだろうと思っていた丘陵の様子を2枚…

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そして…

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当初、益田市の情報によると「唐音水仙公園」の水仙の見ごろは2月中旬くらいまで聞いていたのですが、実際には「唐音水仙公園」の丘陵地帯に水仙の花であふれるであろう風景は…とっくにピークを過ぎておりました(ガックリ…

ただ、誰を責める気もおこらない理由として…この日の気温は(車の外気温度計で3℃) 日本海から切り裂くような冷たい疾風…当然、荒波、その波頭から塩分を存分に含んだミスト(霧)と化し…動くことができない、植物、「水仙」達に容赦ないストレス(塩害)を与える…と考えると、そもそもココは日本水仙には過酷な環境ではないのでしょうか…

唐音の海岸 波煙 益田市 唐音水仙公園


それでも、ここは「益田十景」。部分的ですが…可愛い「水仙の花」を楽しめました。

「唐音水仙公園」の日本水仙(益田市鎌手地区):2015年2月8日s


「唐音水仙公園」の日本水仙(益田市鎌手地区):2015年2月8日s1



あっ!!せっかくなんで…「唐音水仙公園」のトリビア…マニアックな情報を2つご提供しましょう♪

★まず1つ目

「唐音水仙公園」は「日本水仙」を繁殖させているといいます。ですが、国指定天然記念物「唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)」の手前の小高い山(標高3~5m程度)の西側の斜面には、ちょっと変わった「水仙」の花の群落があります。(これは6年前も気づいていました…そして今回も同じ風景がありました。)

八重咲き 水仙


八重咲き水仙」です。…スイマセン「八重」らしさがわかりませんネ↑。
でも、「唐音水仙公園」のポピュラーな日本水仙↓と比べてみると、あきらかに「花姿」が異なることはご理解いただけると思います。

「唐音水仙公園」の日本水仙(益田市鎌手地区):2015年2月8日


比較してみてください。

★そして2つ目!

「唐音水仙公園」道(益田市鎌手地区):2015年2月8


この画像は、海側、「唐音の蛇岩(からおとのじゃがん)」を背にして撮ったのですが、出発した駐車場へ新たにルートができています。(勝手ですが…山道ルートと名付けさせていただきました。)

※行きはコンクリート舗装、帰りは山道ルート(ただし、未舗装)で。「唐音水仙公園」のいろいろな景色・風景を楽しむことができるようになりました。
※ただし山道ルートは未舗装(滑りやすい)のでグリップのいい「靴」を着用した方がいいですよ!!

※来年もしくは今年の年末は、益田市の「唐音水仙公園」に関して、親切かつ正確な情報を提供してくれる、鎌手公民館(鎌手地区振興センター)とは、情報提供を細かく求め、「唐音水仙公園」の丘陵地帯が「日本水仙」で純白となった風景情報を提供しますネ♪