県道314号線の丸山銅山跡入口の標識から歩くこと約10分。
当時は、道はぬかるんで、足もとが悪く、しかも、道は殆ど篠竹が覆いかぶさり前方がよく見えない。
かなり我慢が必要でしたが・・・そんな苦労の甲斐があって…こんな場所に辿りつきました。
画像の下方に相当古そうな石垣があるのがわかりますか?
よくみると、
「旧安養寺跡」と!(安養寺といえば、美都町山本の見事なしだれ桜があるお寺ですね。)
別の石垣からは太い木がニョキっとはえています。
ここを流れている小川は能登川(の上流)かと思われます。
『日本三代実録』によると丸山銅山が発見されたのは平安時代、元慶五年(881年)。
かつて、ここにどんな建物があって、どんな人々が暮らしていたのでしょうか?
丸山銅山跡と旧安養寺跡とはどんな関係があるのでしょうか?
実は、丸山銅山の歴史につては、「益田市誌」に関連情報がありました。
次回は「益田市誌」で見つけた「丸山銅山の歴史」に関する内容についてです。
【画像は2009年05月撮影】